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『ごめん、…撮ろか。』
大「やったー！！」
さっきまでの表情が嘘かのように 今はにこやかに笑っている。
形として記憶に残す、
まるで自分の死が分かっているかのような その発言に少し戸惑った。
きっと大丈夫。
だって彼は今プリクラの機会に大はしゃぎして こんなにも顔をキラキラさせてるんだもん。
そんな訳がない。
そう 自分に 言い聞かせるように。
．
『ははっ 大吾めっちゃ盛れてるやん(笑) 』
大「こんな目でかなるん？やばない？」
印刷されたシールを持ってキャッキャと騒いでる大吾は 中学生の女子か、とツッコミたくなる。
大「じゃあAさん、次は何をしたいですか？」
『え？いいよ私は 今日は大吾の為の日なんやから』
大「えーなんかその特別扱い嬉しない」
『えぇ…、うーんじゃあ もう歩き疲れたから私ん家来る？』
大吾はすごい驚いた顔をして 目をパチパチさせて ここぞとばかりに見つめてきた。
大「Aから誘ってくるなんて…珍しいな、」
『ん？？』
大「せやなぁ病院生活長かったもんな、そりゃ俺が恋しくなるよな」
『…ん？？』
大「そんな顔せんでもええんやで
Aが溜まってるっていうんやったら いつでも俺が相手するんやから」
『前言撤回。
カラオケでも行く？』
大「むーりーむーりー 聞き流しません！！
Aん家行くの！！絶対行くの！」
駄々をこねる子供みたいに唇を尖らせて 可愛く頰を膨らましてもダメなんだからな。
…可愛いけど。
『大吾が変なこと言うなら連れてかない。』
大「ごめん、冗談やって。」
大「久しぶりにAん家行きたい
のんびりお家デートも楽しいしな」
私の手をすっと握って駅方面へと足を進めた。
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けーぽ(プロフ) - 気付かんうちに大号泣しとった。映画でも、こんなに泣いたことないってくらい泣いてました。 (2019年10月15日 8時) (
レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - Part1の後半位から、ずっと泣いてて、ここまでの感動作品は、読んだことないです！ここから、どうなるのか、楽しみです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 38f9af8661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くる | 作成日時：2019年8月29日 3時
