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重たい瞼を開ければ、朝の光が部屋に入っていた。
鏡で自分の顔を見ると見てられないほど酷い顔。
学校に行く気が起きなかったけど、逃げたくなくて 必死に目を冷やして平然を装って学校に向かった。
けど、重岡にはそれを見透かされた。
重「お前なんちゅう顔してんねん」
『うるさい。
こんな日だってあるわ』
重「どんな日やねん」
ぶつぶつ言ってる重岡を無視して自分の席についた。
自然と目線は優来の席の方に向いていた。
いつも自分の席に座って優来の姿を探すのが私の癖だった。
もちろん優来と目が合うことはない。
授業が始まっても同じ。
私は優来の後ろ姿を見つめて 小さい溜息をつく。
そんな時、一件のメッセージが届いた。
大吾 " 日曜から一週間だけ退院出来ることになった！ " 11: 54
文面から伝わる大吾の嬉しそうな姿。
あぁ、私は何をしてるんだろう
大吾のためにも 優来のためにも 向き合わなければならない。
大吾が退院してくるまでには仲直りしたい。
そう強く意気込んだ。
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そう意気込んだのは良いものの、優来には一切相手をしてもらえなかった。
直接話す勇気が持てなくて メッセージで送っても、電話をしても全て無視された。
私が深く傷つけてしまった優来の心は 簡単に私が踏み入れれるものじゃなかった。
そしてやってきた日曜日。
嬉しいような 気まずいような、そんな気持ち。
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けーぽ(プロフ) - 気付かんうちに大号泣しとった。映画でも、こんなに泣いたことないってくらい泣いてました。 (2019年10月15日 8時) (
レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - Part1の後半位から、ずっと泣いてて、ここまでの感動作品は、読んだことないです！ここから、どうなるのか、楽しみです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 38f9af8661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くる | 作成日時：2019年8月29日 3時
