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．
『ちょっと私トイレ行ってくる！』
大「んー、いってらあ」
ゆっくりとドアを閉めて ドアに背をつける
気付いてしまった嘘を そのまま流せるほど 私は器が大きくない
『はあ。』
大きくため息をついて、片手に携帯を持ち院内を歩く
puru…
優「もしもし どーした？」
電話越しに聞こえるその声は 元気がなさそうだった。
『あ、いや 戻ったら優来おらんかったから なんかあったかな、って』
優「んぅ、ごめん ちょっと用思い出して
ごめんな勝手に帰ってもうて」
『そうなんやったら大丈夫なんやけど、…』
『コンビニから帰ってくる時 優来がエレベータから降りてくるとこちょうど見えてさ
泣いてるように見えたから、…大吾となんかあったかな？て思ってんけど…』
優「…見てたん？」
『、ごめん たまたま見ちゃって』
優「そっか、…
ごめん今日なんか疲れちゃった。
もう切るね。」
そう言って一方的に切れた電話。
モヤモヤは消えないまま部屋に戻った。
．
重「もう外暗なってきたし、そろそろ帰るか」
『おん、そーやな』
重「ほんじゃまた来週な、頑張りや」
『また連絡するね、バイバイ』
帰るたびに毎回寂しそうな顔をする大吾を見るのは 正直辛い
うるうる子犬みたいな目で 私たちに手を振る大吾を背にドアを閉めた。
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『なあ、』
重「ん？」
『大吾と優来なんかあったと思わん？』
突然私がそんなこと言いだすから 不思議そうな顔をして私に振り向いた
重「いや？俺はなんとも思わんかったけど」
『…ん、そっか 私の思い違いかな』
重「きっと疲れとるんやわ
今日は帰ってゆっくりしいや」
『うん。ありがとーな』
家の前で車が止まり、先生に手を振って静かに車を降りた。
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けーぽ(プロフ) - 気付かんうちに大号泣しとった。映画でも、こんなに泣いたことないってくらい泣いてました。 (2019年10月15日 8時) (
レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - Part1の後半位から、ずっと泣いてて、ここまでの感動作品は、読んだことないです！ここから、どうなるのか、楽しみです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 38f9af8661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くる | 作成日時：2019年8月29日 3時
