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優来 side
重岡の車に乗って学校を走り去ってからしばらくすると見えてくる大きな病院。
ここに西畑がおるんやなと思うと無性に緊張してくる
『ん、行こ！優来』
そう言って病院の中に入って受付をするAは慣れているようだった
ここに来始めたのは最近じゃないんだなって直感で感じた
大きな病院を数分歩き回って辿り着いた病室には " 西畑大吾 " と手書きで書かれていた
コンコン
『大吾！！』
可愛い声で名前を呼んで飛びついたAは女の私から見ても可愛かった
大「A〜！！」
大「…お、今日は相川もやん 嬉しいなあなんか」
優「久しぶり、元気そうやん」
大「おん、元気にやらしてもーてます〜(笑)」
こんな状態でも西畑は西畑で全然変わってなかった
こんなに元気な人が病気なんて嘘みたい。
重「ちょっと俺売店行ってきてええ？」
『あ、私もお腹空いてるから一緒に行く』
え、私二人きりやんて瞬時に思って部屋のドアに手をかけてるAに駆け寄った
優「えーよ、私買いに行くで？」
『えーよえーよ！』
『この前聞いてんけど大吾と優来小学校ん時からの幼なじみなんやろ？ たまには二人で話すのもええやん？？』
耳元で小さくそう言ったA
二人っきりにして心配じゃないのかなこの子は、なんて思ったけど逆に考えれば 相当この子は私のこと信頼してるんだろうなって思った。
『そっか、わかった 行ってらっしゃい』
重岡とAに向かってヒラヒラと手を振る西畑と私
扉が閉まった途端に部屋は静かになった。
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けーぽ(プロフ) - 気付かんうちに大号泣しとった。映画でも、こんなに泣いたことないってくらい泣いてました。 (2019年10月15日 8時) (
レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - Part1の後半位から、ずっと泣いてて、ここまでの感動作品は、読んだことないです！ここから、どうなるのか、楽しみです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 38f9af8661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くる | 作成日時：2019年8月29日 3時
