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やっぱり、一級の中でも格上だ。
特級に限りなく近い。
それが二体もいるわけで、私たちは今中々キツい。
『みんな､､､だい、じょぶ？』
「おう！」
「まだいけるわ」
虎杖くんと野薔薇ちゃんはいつも通り強気である。
伏黒くんも、無言ではあるが大丈夫そう。
しかし、私はちょっとヤバい。
一体はそうでもないが、
私にはもう一体のやつが相性最悪である。
なんせ私は鎌を使うだけと言えばそれまでだ。
つまり近距離戦を得意としている。
ただ相手はどうも遠距離がお好きらしく、
なかなか間合いがつめられない。
ソイツはそれを理解してしまったのか、
私ばかりを狙ってくる。
軽く舌打ちをし、月夜魅を持ち直すが、
頭の中はぐるぐると対策を考えるばかりだ。
どうしたらいい、どうしようもない
虎杖くんたちにコイツは任せれば､､､そんな事できない。
どうして、彼らは強いのに、私は弱い。
私は､､､弱い､､､？
何も成長なんかしていなかったのだろうか。
呪術師として、強くなんかなれていない。
華音は、ヒーローとして強くなっている。
彼女の成績は、常にトップに近い。
あの爆豪、轟と同じレベルである。
なら、私は？
伏黒くんと同じ二級ではある。
でも伏黒くんのほうが圧倒的に強い。
虎杖くんも、野薔薇ちゃんも、
そのうち私を超えてしまうだろう。
もう、なんのために頑張ってきたんだろう？
前に進もうと出していた足が、
後ずさりをするように後ろにいく。
なんで、私は､､､
こんな事考えている場合じゃないのに、
早く闘わなきゃ、
頭では理解しているのに、体がそれを拒んでいる。
鳥肌がたって、カタカタと震えまででてきた。
「神無月､､､？」
そんな私を見て、
伏黒くんは戸惑ったように私の名前を呼んだ。
『っ､､､わた、しは､､､』
呪霊を見ると、
ヤツはニヤリ、と笑ったように見えた。
『､､､私はっ､､､！』
一歩、また一歩と下がっていく足。
どうしよう、なんで、と思っていたとき。
「しっかりしなさいよ！A‼」
野薔薇ちゃんが、叫んだのが聞こえた。
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ぽっぷこーん(プロフ) - めっっちゃ青春してんじゃん (2021年4月24日 23時) (
レス) id: 23b3a74ded (このIDを非表示/違反報告)
睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - うちも似たような体験ありました！だから凄く共感します！！お互い頑張りましょう！！作品も凄く面白くて好きです！！これからも応援してます！！ (2021年4月24日 19時) (レス) id: 12e9a89bed (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - いちごさん» えーむちゃ嬉しいです笑笑ありがとうございます (2021年4月2日 16時) (レス) id: 7d4439c99a (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 黒狐さん» そういってもらえてありがたいです！ありがとうございます！ (2021年4月2日 16時) (レス) id: 7d4439c99a (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 好きな作品が…二個だと…ナニコレめっちゃいいじゃねーか！好きやこれ (2021年4月2日 12時) (レス) id: 5f2bcf7d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2021年3月30日 15時
