episode79 ページ40
安室「A」
安室さんはなにかを言いたげだったが、なにも言わず車に乗り込むとその場をあとにした。
「赤井さん、私たちも…」
赤井「ああ」
赤井さんはジェームズに「取り逃がしました。後始末を頼みます」と連絡を入れる。
赤井「ふー。戻ろうかA」
「はー、疲れたー。付き合ったんだから、アイス!おごってくれますよね?」
赤井「わかった」
その後コンビニによってくれた。
赤井「何を見てるんだ?着いたぞ?」
私がコンビニについたにも関わらずパソコンの画面を凝視していることが不思議だったみたいだ。
「んー…やっぱりスマホ本体がないと調べる量が膨大すぎて無理かな」
赤井「なんの話をしている?」
私はようやく画面から視線をあげ、赤井さんを見た。質問に答えないことに少しは不機嫌になりつつ、目があったことに安堵している表情。
「あ、ごめんね。キュラソーがラムにたぶん、ノックリストを送ると踏んであの時間にあの周辺で発信されたメールを片っ端調べてみたんだけど膨大すぎて分からない」
赤井「中身がノックリストだと何故わかる」
「ラムが気にしてた。私にも前に公安へハッキングして調べるよう言ってきたこともあって。でもノックリストはハッキングじゃ見られないみたいで」
赤井「なるほど。それで体術に長けてるであろうそのキュラソーを送り込んできたわけだな」
「たぶん」
赤井「A、ところでアイスはいいのか?」
あ!?正面を見るとコンビニについている。
「言ってよ!赤井さん。選んでくるッ」
パソコンを閉じると、車から降りコンビニの中へ。真っ先に冷凍コーナーへ向かう。
赤井「やれやれ、アイスとなると子供に逆戻りだな」
赤井さんは優雅に車の鍵を閉めると、店内へ入ってきた。
赤井「欲しいものはあったのか?」
「し、新作!赤井さん。お願い!4つ買って!」
赤井「……あぁ、構わんが」
「やったー!赤井さん!ありがとう。わー食べたかったんだー、あ、でもこっちも美味しそう」
目移りする私の剣幕に赤井さんは「楽しそうで何よりだ」と急かすでもなく隣で見ていた
欲しいものが買えた私は上機嫌で赤井さんの車に戻る
赤井「じゃあ、お礼をもらうとしようか」
車のドアを閉めたとたん何故かガチャッと鍵もしまる。
「え?あ、ありがとう?」
赤井「ああ」
「ん?えっと?」
赤井「お願いをするときはどうしろと教えたかな?」
「あ、ありがとう、ございます」
仕方なく、自ら唇を合わた
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (2023年4月15日 17時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新再開楽しみにしています! (2020年3月3日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます。更新に時間を要してしまい、すみません。他でも小説を展開していたり、体調が悪く入院していたため現在停滞しています。また、必ず更新します。今しばらくお時間を頂戴できますと幸いです。 (2020年3月3日 1時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2020年2月17日 14時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - のら猫さん» ありがとうございます。訂正もすみません。打ち込んだつもりが、バレッタになってしまっていました。ジンがバレッタ向けてきたらギャグになってしまいますね。また、見ていただけたら嬉しいです。 (2019年12月5日 1時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋桜 | 作者ホームページ:http://akenotuki4869
作成日時:2019年4月29日 1時