episode 44 ページ1
「出てきたんだから、文句言わないでくださいよ。銃声なんかして警察が来たら困るでしょー?」
ジン「お前がやれ」
そういって持っていたベレッタを放り投げてきた。慌てて受けとるが、拳銃はずっしりと重い
「私のワルサーじゃだめなわけ?」
ジン「お前は銃弾を入れねぇだろ。ゴム弾を要求したそうじゃねぇか。俺達の仕事は人を殺すこともは必要になる、ふざけたことしてんじゃねぇよ」
ウォッカ「アニキはアマレットのことを心配してるんですぜ?ゴム弾を請求したなんてことラムにバレたら…」
ジン「黙れ。いいからやるんだ」
私は渡されたベレッタを見る。ジンが手放して人に貸すとこなんて見たことない。
それだけ任せてくれてるのは正直嬉しい。厳しくもあるけど、ジンのことは嫌いじゃない
でも、人をあやめていい……わけない。私は赤井さんに会って彼らと組織を…。潰したら、ジンは?あああ!もう、今はそんなこといってる場合じゃない。
どうしたら…
ジン「…嫌か」
ジンの眼光は私を射ぬく
ジン「A…。お前はコードネームを貰えているからって殺されねぇとでも思ってるのか?俺がさっき言ったことは冗談じゃねぇ、この仕事ができねぇならテメェを俺が殺すことになる」
…ジンは本気だ
仕方なくベレッタをもち車を後にした
目標は何が起きたか分からずおろおろしていた
拳銃を後ろ手に近づく
「あのぉ、死神が舞い降りますよ、ノックさん」
ばっと振り向くノック…名前も知らないがまだ若そうだ。このときまだ私は未成年、よほど驚いたのか動きを止めた
ごめんね、そう思いながら相手に拳銃を向けた
だが、相手もそこまでバカじゃないらしい。実践を積んだことのない私はまさか抵抗されるなんて思いもよらなくて
バンッ
相手の銃弾が肩を射ぬく
あまりの痛みに私は「ああ!」って叫ぶとうずくまった
ノック「お前さんまだこどもだな、一緒にこい。ここを切り抜けるまでのたてになってもらおうか」
油断したっ。ばっと手を振り切りが、痛みで立ち上がれない
ノック「このっ……ジン!?来るな、来たらこいつが死ぬぞ」
私に銃を向け叫び散らす
後ろを見れば拳銃を構えたウォッカを先頭にジンもいる
ジン「ハッ、そいつは任務に失敗した。殺せよ、俺の手間が省ける」
そういうジンは笑みを浮かべていない
この三年で少しわかったけど、ジンがこういう場面で笑みを浮かべないのは怒っているときだけ。
ノック「くそっ、もう仕方ない」
バァァン
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (2023年4月15日 17時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新再開楽しみにしています! (2020年3月3日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます。更新に時間を要してしまい、すみません。他でも小説を展開していたり、体調が悪く入院していたため現在停滞しています。また、必ず更新します。今しばらくお時間を頂戴できますと幸いです。 (2020年3月3日 1時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2020年2月17日 14時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - のら猫さん» ありがとうございます。訂正もすみません。打ち込んだつもりが、バレッタになってしまっていました。ジンがバレッタ向けてきたらギャグになってしまいますね。また、見ていただけたら嬉しいです。 (2019年12月5日 1時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋桜 | 作者ホームページ:http://akenotuki4869
作成日時:2019年4月29日 1時