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一通り戦うと、猫？は息を切らしながら「どうだ」と自慢気だ
「本当にモンスターを従わせるとは…。入学式のときから私の教育者としての勘が言ってるんですよね。あなたには調教師なんかの素質があるのではと……ふむ、とりあえず二人一組で雑用係なんていかがです？」
えぇ、そこは二人一組で生徒でいいような気もするけど…
「やればいいんだろー、やれば！ん？ところで、そいつは誰なんだゾ」
「そういえば、さっきから居たような…」
「あ、初めまして、私はAです。気になったので見に来ちゃいました」
「俺様はグリム様なんだゾ、んでこっちが子分のユウ」
「子分になった覚えはないんだけどなぁ…ユウです。よろしくお願いします」
「ふむ、Aさんはこのナイトレイブンカレッジの唯一の女学生です。ユウくんの助けになるかもしれませんし、仲良くしといて損はありませんよ」
私の紹介をした学園長の言葉に二人は驚きが隠せないようだ
「お、女の子！？」
「はい、一応そうですね」
「うんうん、いいですね、学友というのは。これで私が説明しなくても済む…ああ、いえいえ、同じ学年の方からきいた方が親近感もわきますねぇ。では、私はこれで失礼しますよ。Aさんも遅くならないうちに戻るように」
学園長を見送る
「Aさん」
ユウさんはおずおずと話しかける
「もし、あの…魔法が使えたり、しますか？」
「え？えーと、使えますよ。わ、冷たい。雨漏れしてるんですか？」
「あーー、そうなんだゾ。ボロすぎるんだゾ」
二人は困ってるという。バケツを探さないとと、ユウさんは言うが…バケツおいても根本的に直さないと意味がないだろう
「ふふ、任せて。 彼女 たちに必要な暮らしができますように…゛ずっとそばに゛」
私がマジカルペンを持ちそう唱えると
きらきら淡い光とともに荒れ放題だった室内は綺麗に整い、雨水がしたたっていた天井は張り替えたかのように綺麗になっていた
「はい、完成」
「すごい、すごいんだゾ」
「ありがとう、助かりましたAさん」
「どういたしまして。それじゃあ、私はそろそろおいとましますね。明日から授業もありますし…ユウさんやグリムさんたちもゴーストとの戦いで疲れたでしょうし」
二人にまた明日、学校でと告げると私はマレウスを思い浮かべながらユニーク魔法を使う
二人がその場から消えた私にびっくりしたことを私は知らない
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恋桜(プロフ) - 桜澤さん» コメントありがとうございます。是非これからも楽しんでもらえたらと思います。 (2020年7月27日 15時) (
レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
桜澤(プロフ) - みてて、なんだか、自分の頭の中でイメージがしやすくてずっと入ってきました。続きもこれから見ていきます！頑張って下さい！！(現在ep1中) (2020年7月27日 1時) (レス) id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！励みになります。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年7月9日 10時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とっても面白い！！！頑張ってください！！！！！！ (2020年7月9日 9時) (レス) id: 4eae53d9fc (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます。少しずつ書いていきますので、気が向いたら読んでくださると嬉しいです。 (2020年7月4日 21時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋桜 | 作成日時：2020年7月3日 3時
