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あれから新入生それぞれが鏡の間で自分の寮を発表された。最後の一人が発表を終えても何故かアナウンスがない。
他の生徒もどうしたんだ？と気にしているようだ。そういえば、学園長もいないような…
そうこうしてるうちにハーツラビュルやサバナクローの寮長が新入生を引き連れて出ていこうとしている
「それにしても学園長はどこいったのよ」
「腹でも痛めたんじゃないか？」
「職務放棄…」
寮長たちに散々に言われている…
「違いますよ」
バーーンとドアが開き皆がそっちを向く
「新入生が一人足りないから探しにいっていたんです」
足りなかった新入生をみて私は驚いた。男装してるようだが、明らか女性である
『汝の魂の形は…無である。よってどの寮も相応しくない』
え、魔法が使えないの？
そんなこんな揉めていると、猫？が飛び出してきて、自分が生徒になると発言。それを追いかけるリドルさんとアズールさんのおいかけっこがはじまった
「A。Aや」
その様子を後ろの方から眺めていた私は、背後から声をかけられて驚いた
「ぴっ」
「すまぬ、わしじゃ。A、マレウスは見ておらぬか？」
「リリア！いえ、私が学園長の入学説明会を受けている間は一緒にはいられないので、またあとで来ると言って別れたままです」
「ふむ、となると、マレウスは時間を知らなかったと見えるな。A、わしが他の新入生を連れて寮へ行く。お主はマレウスを探して機嫌を取っておいてくれ」
時間教えてあげれば良かった…まさか知らなかったなんて
「分かりました」
リリアは新入生に声をかけると、ゾロゾロと寮へ向かっていった
探すって言ってもな…魔法使っちゃダメだろうし…と思案していると、闇の鏡の前でなにやら学園長と新入生が揉めていた
どうやら、故郷へ送り返そうとしたが、返せなかったらしい
「図書館で調べてみましょうか」
と学園長が提案している
気になるが、私は先にマレウスに会わないとと思いその場を後にした
そして、メインストリートを歩いているとマレウスに遭遇
「マレウス！」
「A。式典服、似合っているな」
マレウスは嬉しそうに笑うと私の頭を撫でる
「あ、あの、すみません。まさか時間を知らなかったことを知らなくて…」
「…もしや、式典は終わってしまったか？」
「う、はい…ごめんなさいマレウス。私の伝達不足です…」
「……ふむ、まあいい、帰ろうか」
マレウスは一瞬悲しそうな目をした
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恋桜(プロフ) - 桜澤さん» コメントありがとうございます。是非これからも楽しんでもらえたらと思います。 (2020年7月27日 15時) (
レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
桜澤(プロフ) - みてて、なんだか、自分の頭の中でイメージがしやすくてずっと入ってきました。続きもこれから見ていきます！頑張って下さい！！(現在ep1中) (2020年7月27日 1時) (レス) id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！励みになります。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年7月9日 10時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とっても面白い！！！頑張ってください！！！！！！ (2020年7月9日 9時) (レス) id: 4eae53d9fc (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます。少しずつ書いていきますので、気が向いたら読んでくださると嬉しいです。 (2020年7月4日 21時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋桜 | 作成日時：2020年7月3日 3時
