※15 本編開始 epilogue編 ページ45
あれからなんとかご飯を食べ終えた私は、入学説明会を終え式典会場に来ていた
ちらほらだが、新入生と先輩達が集まり始めている
あ、おーさまだ！
「おーさま、おーさま」
「あ？Aか。あー、そうかお前今日が正式な入学式だったな…」
おーさまことレオナさんは全然驚いてなさそうに言う。いつも連れてるラギーがいないのは来てる先輩達が寮長だけだから、だろうか
「ラギーはいねぇぞ」
心の声を読まれた…
「あら？その子が体験入学してたって子ね？なによ、レオナあんたと仲良いの？」
「たく、またうるせーのが来た」
声の方を見ると、とっても美意識高そうな美しい方が居た
「初めましてになるわね、体験入学中に話すことができなかったのは惜しいわ。アタシはヴィル・シェーンハイト、ポムフィオーレの寮長よ」
「初めまして、私はAといいます」
「うふふ、礼儀正しい子は好きよ？ポムフィオーレになったら美しくみえるメイクの仕方教えてあげるわ」
「はぁー、そいつはディアソムニアだろうよ。あのトカゲ野郎の加護を受けてやがるからな」
ヴィルさんにお礼を言おうと口を開くと、おーさまに先に言われてしまった
「ディアソムニア？あら、ほんとだわ。素敵な指輪ね…確かにあそこの寮長の魔力が込められてる。はあーあ、残念」
「なんだか、すみません。ヴィルさんお気持ちはすごく嬉しいです」
「うふふ、いいのよ。またお話ししましょ」
そういうと、その場を立ち去った
「ほらA。お前も新入生の方へいけ」
「はーい、またあとで。ですね、おーさま！」
おーさまから新入生の列に行くように言われたため、手を軽く振った
おーさまはすぐにきびすを返してしまったが、軽く手をあげてくれた。やっぱり優しいんだよなあって改めて思う
列に戻るとこれから、寮選びが始まるとアナウンスされた。そういえば、私はディアソムニアのままでいいんだよね？と思っていたが、名前を呼ばれたため鏡の間に入る
『汝の魂の形は……』
『…』
ん？形…は？
『うーむ、難しい』
難しいの！？え、ディアソムニアじゃないんですか！
『ディアソムニア…うむ、汝ならオクタヴィネルでもハーツラビュルでもサバナクローでも適正がある……うむ』
そんなことって、あるのかな…むしろ、どこでもいいならディアソムニアがいいんですけど
『む？そうか、 それ の加護を受けている……決まった。汝の魂の形は…ディアソムニア寮！！』
肝が冷えた…
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恋桜(プロフ) - 桜澤さん» コメントありがとうございます。是非これからも楽しんでもらえたらと思います。 (2020年7月27日 15時) (
レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
桜澤(プロフ) - みてて、なんだか、自分の頭の中でイメージがしやすくてずっと入ってきました。続きもこれから見ていきます！頑張って下さい！！(現在ep1中) (2020年7月27日 1時) (レス) id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！励みになります。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年7月9日 10時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とっても面白い！！！頑張ってください！！！！！！ (2020年7月9日 9時) (レス) id: 4eae53d9fc (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます。少しずつ書いていきますので、気が向いたら読んでくださると嬉しいです。 (2020年7月4日 21時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋桜 | 作成日時：2020年7月3日 3時
