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マレウスとリビングを訪れた私は、リリアとシルバーからひたすら心配され、無事でよかったと喜ばれた
それから数時間…いままでのこと、これからのことを皆で話し合った
かいつまんで、要約すると
・私とマレウスが離れてからすでに１年半以上も経過していた。学園には頼んでいたがなかなか認可されなかったということ
・マレウスは私に魔力を預けていたため、今までの行動は見ていたということ
これに関してはめっちゃ恥ずかしかった。寂しさをまぎらわすために壁にマレウスを写して遊んでたことも知られてて
「いとおしさが増したな」「見てるわしまで恥ずかしくなったのぉ」
なんて、各々に弄られた…
・今回私に接触してきたのはロイヤルソードアカデミーという、ナイトレイブンカレッジとは正反対の学校であること
それに対してナイトレイブンカレッジの対応は
「学園長に話したところ、一度Aさんに会って決めたいそうです。マレウス様同様の魔力を持つAさんにとても興味があると言っていました」
とシルバーが語った。
「A、お前の力を利用させたりはしない」
マレウスは学園の興味の示し方が気にくわない様子だったが、私がそれでもマレウスのいる学校がいいといえば「僕が守ればいいだけの話だな」と納得してくれた
そして、これからお母さんのことを決めないといけない
「お前の母親は、ゲストルームにいる。A、お前はどうしたい？親が憎いと言うならそれなりの手段をとろう、村を追放するよう進言しても構わない」
マレウスは私の判断に従うと、そう言った
恨んでない訳じゃない
でもたった一人の肉親を失いたいとも思えない
「あの…お母さんと話せますか？」
私の申し出にマレウスは、二人には付いてこないようにと伝えた。そして、自分は口は出さないが同席するという
私はマレウスとともに、母のいる部屋を訪ねた
コンコン
「お、お母さん？」
バンッバンバン
ドアをバンバンと中から叩く音と共に罵声がとんだ
「Aなの！！ここを開けなさい！親をなんだと思ってるの！こんな薄汚いところに閉じ込めて楽しい？ふざけないで！」
私はあまりの大声にびっくりし、隣にいたマレウスの後ろに隠れるように身を潜めた
怖がる私をマレウスは左手で引き寄せる
「客人よ、静粛にせねば魔法による武力行使もできるが？」
マレウスのひと言で、さっきまでの威勢は消え室内からは物音ひとつしなくなった
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恋桜(プロフ) - 桜澤さん» コメントありがとうございます。是非これからも楽しんでもらえたらと思います。 (2020年7月27日 15時) (
レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
桜澤(プロフ) - みてて、なんだか、自分の頭の中でイメージがしやすくてずっと入ってきました。続きもこれから見ていきます！頑張って下さい！！(現在ep1中) (2020年7月27日 1時) (レス) id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！励みになります。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年7月9日 10時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とっても面白い！！！頑張ってください！！！！！！ (2020年7月9日 9時) (レス) id: 4eae53d9fc (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます。少しずつ書いていきますので、気が向いたら読んでくださると嬉しいです。 (2020年7月4日 21時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋桜 | 作成日時：2020年7月3日 3時
