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バチン！！
触るな！！と私は自身を抱き締めた
すると、私自身から緑のオーラがゆらゆらと浮かび上がる。知ってる、これはマレウスの…
「うっ、うっ…マレウス……」
緑のオーラはゆらゆらと私を包み、まるで守るかのように白い男？との壁となる
白い男？はそれに触ろうとすると、拒絶するようにバチンと火花がちり近づけないようだ
「これは……古の守護魔法。マレウスだと？マレウス・ドラコニアのことか？お母様、Aさんは茨の谷へ行ったことがおありなのですか？」
お母さんはそれに答えられない
地面にしがみつくように、体を丸めガタガタと震えている
「…はぁ、役に立ちませんね。これだから魔法が使えない人間は…。Aさん、あなたはマレウス・ドラコニアの魔力を何故持っているのですか？」
そんなのわざわざ答えるわけない
私は それ をにらみ返した
徐々にマレウスの魔力は私の魔力と解け合っているような感じがする
さっきまで痛かった頭も脱力感もだいぶ和らいでいた
「理事長さん、どうぞお引き取りを。私はあなたのとこには行きません。私の居場所はマレウスの隣だけです」
「……マレウス。ナイトレイブンカレッジ…彼らに汚されてしまったのですね、なんておぞましい。ヴィランズの精神など、悪役は悪役でしかない、主人公になどなれはしないのに」
「マレウスのことを悪く言うのは許さない」
黒い滴る何か
のまれそう、のみこまれそう、怖い
怖いよ、マレウス…
どうか、お願い。私を、マレウスと
マレウスの隣に居させて
ずっと、そばに
お願い！
ブアッ……ドーーーン
私の魔力は天を貫くほど高まった
マレウスの魔力がそれを後押しする
「ぐっ……」
白い男？は私の高まる魔力に息を詰まらせる
お母さんはすでに耐えられず気絶していた
私は自分の魔力がコントロールできずに黒い滴る何かに飲まれかけていた
意識を手放すその瞬間に、私は待ち望んだ声を聞く。来てくれた…もう、安心…
「何事かと思えば、お主うちの子に何しておる？」
「Aさんから離れてもらおうか！」
「よくも、Aを傷つけてくれたな…、許さんぞ」
彼 は 来た
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恋桜(プロフ) - 桜澤さん» コメントありがとうございます。是非これからも楽しんでもらえたらと思います。 (2020年7月27日 15時) (
レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
桜澤(プロフ) - みてて、なんだか、自分の頭の中でイメージがしやすくてずっと入ってきました。続きもこれから見ていきます！頑張って下さい！！(現在ep1中) (2020年7月27日 1時) (レス) id: 20b9b01cf5 (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！励みになります。これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年7月9日 10時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - とっても面白い！！！頑張ってください！！！！！！ (2020年7月9日 9時) (レス) id: 4eae53d9fc (このIDを非表示/違反報告)
恋桜(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます。少しずつ書いていきますので、気が向いたら読んでくださると嬉しいです。 (2020年7月4日 21時) (レス) id: ae2ba33378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋桜 | 作成日時：2020年7月3日 3時
