吸血鬼 /izin ページ8
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リンリンリン……
虫の音が聞こえ始める。
今日は休日。仕事は休み。
でも、俺はどうしてもやらなくてはいけなことがあり、出勤している。
確か昼まで伊沢さんもいたんだけど。
そんなことを思いながら不意に外を見ると、俺は改めて外が暗くなっていることに気づく。
「やっば、急いで帰らないと」
俺は慌てて帰る準備をして最寄り駅へ向かうことにした。
いつもは人で賑わっている街も、今日は静まり返っている。
電灯も2つおきに光っていて普段より暗い。
頭の中に疑問符が浮かび上がる。
そんな時、カバンの中に入っているスマホが震えだした。
見るとそれはノブからのメッセージだった。
『いまどこいる?』
[オフィス近くにいるけど、どうした?]
そこまで文字でやり取りをしていると今度は着信音が鳴る。
「もしもし?乾?」
電話に出るとノブは少し焦っているような声色だった。
「乾ですけど、。どうした?なんかあったっけ?」
俺は落ち着いた声でそう尋ねる。
「いや、あの今日そこら辺に吸血鬼でるらしいから一応」
「え?」
さっき頭に浮かんだ疑問符が感嘆符に変わった。
人が全然いないのも、薄暗いのも、その為だったのだと気づく。
「とりあえず気を付けて。もしだったら迎え行こっか?」
「大丈夫。ノブは自分の安全を優先して」
そう彼に言って俺は電話を切った。
それにしても吸血鬼だなんて本当にいるんだな。
空想上の生き物じゃないんだね、ヴァンパイアって。
そんなことを考えていると、近くで羽音が聞こえる。
コウモリだ。
その瞬間鳥肌が立つ。
まさか……
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切ります!続きます!
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ずう。(仮) - ポテトさん» ご閲覧ありがとうございます!現在更新ができない状況におかれているのですが、なるべく早く再起できるように頑張ります!🙇 (4月13日 20時) (レス) id: e4417c6049 (このIDを非表示/違反報告)
ポテト - 読むのが遅くなりました…!もう最高です!これからも頑張ってください!! (4月13日 19時) (レス) id: 798abc9d9b (このIDを非表示/違反報告)
ずう。(仮) - (続き)でも、新しい機材が整い次第、再び活動をするつもりです。リクも頂いているのでなるべく早く再開出来ればと思っています。それまではどうか温かい心でお待ちください🙇 これはずう。本人が書いております。またお知らせがあったらここに置きます。お願いします (3月29日 22時) (レス) id: e4417c6049 (このIDを非表示/違反報告)
ずう。(仮) - 緊急事態が発生していまいました。お話の編集中に作業用のPCが壊れました😢 どういう事かと言いますと、ずう。のアカウントが再起不能になりました。どうにかログインできないかも試したのですが…。 なのできっとこの作品はこれ以上更新できないかと思います。 (3月29日 22時) (レス) id: e4417c6049 (このIDを非表示/違反報告)
ずう。(プロフ) - 野桜いちごさん» あぁぁぁ~~~ありがとうございます…励みの極みです😭😭 続きも書かせていただきます!気長にお待ちいただけると嬉しい限りです🙇 (3月29日 9時) (レス) id: 4358b1bf42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ずう。 | 作成日時:2023年10月16日 18時