構って /gmko /リク ページ38
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まだ早朝だってのに背後にいるであろう後輩が騒がしい。
「こうちゃんさーん!何してるんですか」
その元気はどこから来てるんだか。
俺には少し、というか全く理解できない。
「……」
とりあえず無視してみる。
今構ったら後々面倒くさいことになりかねないしな。
「あのー?聞こえてます?」
「……」
我慢。
「こうちゃんさーん?おーい」
「……」
・
それから、お互い譲ることなく5分が経過した。
だけど、
「こうちゃんさん…?」
そろそろ可哀想か。
時間が経つにつれて、山上の声のトーンが暗くなっているのは言わずもがなだ。
何よりこれ以上彼に負担をかけるのはよくない気もするし。
「何、?」
そう感じ後ろへ振り向くと、涙目になりかけている山上の姿があった。
「ねぇあのさ、さっきからどうしたの」
不安になり訊いてみたものの、
「……」
返事が返ってこない。
やっぱり良くなかったか…?
「山上?ごめん、嫌だった?」
「……」
顔色も変わらない。
もしかして本当に、
……嫌われたかも。
だめだ。
そんなこと考えたら俺もどんどん悪化してしまう。
こういう時ってどうするのだろうか。
温かい飲み物買ってくる?
仕事を代わりにしてあげる?
他は……?
考えれば考えるほど分からなくなってきた。
あぁもうどうにでもなれ。
「ねぇ、俺のこと自由に使っていいからさ、
……さっきの許してくれない…?」
そう言い山上の顔を下方から確認する。
当然だが目が合う。
その瞬間、俺は我に返った。
え、俺何言っちゃってるの?
てかそもそも、上目遣いなんて初めてしたんだけど。
思い切ってやったのにも関わらず、まだ彼の口は開かれない。
「どう、山上?」
再度訊ねてみる。
すると、
「うーん……じゃあ今日は一緒に買い物行きましょ!」
彼は急に普段通りに戻る。
「え?は、」
混乱。
「いや、こんなの作戦ですよ?こうまでしないとこうちゃんさん構ってくれませんもんね」
作戦?
俺は嵌められたってこと?
…嘘だ。
「じゃあさっきのは取り消しってことで…」
「約束は?」
「絶対っ……」
「分かってるじゃないですか〜」
俺は今日もまた、かまちょな後輩に振り回されています。
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たけさん、リクありがとうございました!
更新も遅くなりすみません、。
終始どっち左で右やねんって感じだったと思いますがどうでしたでしょうか?
口調も曖昧ですし。
貴方様にとって良い作品になってますと幸いです…。
追記:♡410・24000hit以上、感謝します!
規定 /(sg)insg /裏匂? /リク→←依存 /koym /リク
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ずう。(仮) - ポテトさん» ご閲覧ありがとうございます!現在更新ができない状況におかれているのですが、なるべく早く再起できるように頑張ります!🙇 (4月13日 20時) (レス) id: e4417c6049 (このIDを非表示/違反報告)
ポテト - 読むのが遅くなりました…!もう最高です!これからも頑張ってください!! (4月13日 19時) (レス) id: 798abc9d9b (このIDを非表示/違反報告)
ずう。(仮) - (続き)でも、新しい機材が整い次第、再び活動をするつもりです。リクも頂いているのでなるべく早く再開出来ればと思っています。それまではどうか温かい心でお待ちください🙇 これはずう。本人が書いております。またお知らせがあったらここに置きます。お願いします (3月29日 22時) (レス) id: e4417c6049 (このIDを非表示/違反報告)
ずう。(仮) - 緊急事態が発生していまいました。お話の編集中に作業用のPCが壊れました😢 どういう事かと言いますと、ずう。のアカウントが再起不能になりました。どうにかログインできないかも試したのですが…。 なのできっとこの作品はこれ以上更新できないかと思います。 (3月29日 22時) (レス) id: e4417c6049 (このIDを非表示/違反報告)
ずう。(プロフ) - 野桜いちごさん» あぁぁぁ~~~ありがとうございます…励みの極みです😭😭 続きも書かせていただきます!気長にお待ちいただけると嬉しい限りです🙇 (3月29日 9時) (レス) id: 4358b1bf42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ずう。 | 作成日時:2023年10月16日 18時