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喜多川祐介

「 俺に掴まれるか?」

満員電車の中、つり革も手すりもない場所へと追いやられてしまった二人。電車が止まり、体勢を崩して倒れてしまいそうになるAの腕を祐介が力強く掴んだ。自分の腕に掴まるように言い、Aを電車の揺れから守ってくれる。「ありがとう」そう言うと祐介はふっと微笑む。「頼られてこその彼氏だろう。このくらい、なんでもないさ」その腕は細いが、支えてくれる力は強く、逞しい。彼の突飛な行動や、その顔の美しさから頭から抜け落ちてしまっていたが、彼は男で自分の彼氏なんだ。そう意識すると途端に心臓が激しく脈打ち始める。「あ、あんまりドキドキさせないで…」その言葉を聞いた祐介は目を丸くする。ほぼ無意識に出ていた言葉だったため、今の自分の言葉のどこにドキドキする要素があったのかが分からなかった。だが、自分に心を乱されている可愛い彼女を見るのは気分がよかった。「それはできないお願いだな」祐介は悪戯な顔をAに向ける。この天然でイケメンな彼氏には、この先も敵いそうにない。

明智吾郎 / 前

「 …近いね。このままキスできそうだ。」

ここは電車の中。しかも周りに人が沢山いる満員電車。そんな状況下なのにも関わらず、明智はAのことを揶揄うことを楽しんでいる。耳元でそう囁き、Aの反応を伺う。彼の予想通り、Aはその顔を赤くさせ「な、何言って…」と動揺していた。「はは、冗談だよ」と軽く笑い、その大きな手でAの頭を優しく撫でる。そんな明智の態度に意地悪をされている、と不服に思うA。どうにか反撃はできないだろうかと考え、暫くして案が浮かんだ。すぐに実行に移る。Aは背伸びをし、明智の耳をその小さな手で包んだ。そして、周りの誰にも聞かれないような小さな声で囁く。「私の部屋でたくさんキスしよ?」だから今は我慢してね、と言ってみると流石に不意をつかれた明智は口元を手で覆い、自然とニヤケてしまう顔を隠している。この後ストッパーの外れた明智に何をされてしまうかは、皆さんの想像におまかせ。

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設定タグ:ペルソナ5 , 反応集
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すみれ(プロフ) - ユウナさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです!少しでも占ツクでこの界隈盛り上げられるように、これからも頑張ります!また何かリクエストなどありましたら気軽にコメントしてください☺️ (12月28日 1時) (レス) @page49 id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!ペルソナの夢小説は少ないのでとても読んでいて楽しかったです!! (12月28日 0時) (レス) id: 4c6d2ce850 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 澪さん» コメントありがとうございます!二度目のリクエスト、とっても嬉しいです。続編にてそちらの内容を書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月27日 23時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 2度目のリクエスト失礼します!「彼らに歌ってる姿を見られた」をお願いしたいです!!ゆっくり更新頑張って下さい! (12月27日 22時) (レス) id: e3ab6e516d (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - あにゃさん» コメントありがとうございます!解釈一致と言っていただけて本当に嬉しいです♡ もう少しでお話がいっぱいになりそうなので、続編移行した後で一番最初に書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月26日 21時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すみれ | 作成日時:2023年9月10日 17時

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