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喜多川祐介

「なんだ今の感触は…!もう一度いいか!?」

変態。彼を形容する言葉にこれ以上のものはないと思ってしまった。当の本人は彼女からそんな風に思われているとは知らず、ふふふと不気味な笑い声を上げている。こうなった祐介を止めることは不可能だ。Aは小さく息を吐いて、「…ちょっとだけね」と許可を出した。正直逃げ出してしまいたいほどに恥ずかしいが彼のお願いとならばしょうがない。さあ、ドンと来い。と意気込んでいたものの、一向に触れてくる気配がない。ちらっと彼の方を向くと、真っ赤な顔を手で抑えながら小さく震えている姿が目に映った。「お、俺は何かとんでもないことを言ったんじゃないか?」とようやく自分の言った言葉の大きさを理解したようだった。だが、そんな顔を見ると悪戯をしたくなってしまう。「…触っていいよ」ニヤリ、とAが目を細めながら言うと祐介はうぐっと言葉に詰まる。彼が自分からAに手を出せるのはまだ先のことだ。

明智吾郎 / 前

「事故だから。触ろうとしたわけじゃないから。」

とてつもないスピードで弁明の言葉を紡ぐ明智。その早口に思わず圧倒されてしまうが、こんなにも必死になっている彼を見るのはあまりなかったので、一周まわって愛おしく思う感情が湧いてきた。目をキョロキョロとさせながら言葉を続けようとする彼の頬にAを手を当てた。「わかってるよ。わざとじゃないって」自分を見つめるAの表情の優しさに思わず胸を高鳴らせてしまう。決まりが悪い思いを抱き、Aから目を逸らす明智。そんな彼をAは逃がさなかった。「吾郎だったら、触っていいよ」その大胆な言葉に綺麗な顔を歪ませてたじろいでしまう。「なら、遠慮なく」とは流石に言えない、まだまだ年相応の男の子な明智だった。

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すみれ(プロフ) - ユウナさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです!少しでも占ツクでこの界隈盛り上げられるように、これからも頑張ります!また何かリクエストなどありましたら気軽にコメントしてください☺️ (12月28日 1時) (レス) @page49 id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!ペルソナの夢小説は少ないのでとても読んでいて楽しかったです!! (12月28日 0時) (レス) id: 4c6d2ce850 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 澪さん» コメントありがとうございます!二度目のリクエスト、とっても嬉しいです。続編にてそちらの内容を書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月27日 23時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 2度目のリクエスト失礼します!「彼らに歌ってる姿を見られた」をお願いしたいです!!ゆっくり更新頑張って下さい! (12月27日 22時) (レス) id: e3ab6e516d (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - あにゃさん» コメントありがとうございます!解釈一致と言っていただけて本当に嬉しいです♡ もう少しでお話がいっぱいになりそうなので、続編移行した後で一番最初に書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月26日 21時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すみれ | 作成日時:2023年9月10日 17時

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