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抱きついてみた&抱きつかれてみた【リクエスト】 ページ31

雨宮蓮

「 どうしたの。甘えたい?」

蓮の大きな背中を見てふと抱きつきたい衝動に駆られてしまった。蓮は後ろから無言で抱きしめてきたAに少し驚いた後、くすっと笑ってそう言った。声がただひたすらに優しくて、Aの胸の奥がキュンと鳴った。「じゃあ、次はこっち」と腕を引っ張られて、彼の胸に抱きとめられる。自分の心臓の音がどんどん早くなっていることがわかるA。でもそれは蓮も同じだった。心地よい彼の心音に耳をすませ、Aは蓮を抱きしめる力を強める。「蓮、好きだよ。」そう言うとわかりやすく蓮の心臓の音が早くなって、思わず笑ってしまう。蓮は不服そうな表情だが、Aとしては彼の可愛らしい一面が見れて満足だった。

坂本竜司

「 うお…やべえ…心臓が… 」

後ろから抱きしめた瞬間にビクッと身体を硬直させる竜司。恋愛経験はそこそこで、女の子の扱いにあまり慣れていない彼。その初々しさが愛おしいとAは抱きしめる力を強めた。そして、すん…っと竜司の頭の匂いを嗅いだ。「ちょ…汗くせえからっ!」とAを勢いよく引き剥がす竜司。だがそれでも、不満そうに「好きな人の匂いは臭くないよ」と頬を膨らませているAがあまりにも可愛く、気を許してしまった。今度は正面から彼女を抱きしめると、「服の匂いくれぇなら…許す」と渋々といった様子で言う。優しい竜司の姿に愛おしさが湧いてきて、Aは笑顔で彼の胸元に顔を近づけた。

喜多川祐介

「 どうしてこうも可愛らしいことをするんだ。」

背伸びをして精一杯自分のことを抱きしめようとするAに愛が止まらない祐介。暫くはこの幸せな時間を堪能していようと、口元のにやけを抑えつつなんとか耐えていたが、ついに限界を迎えた。正面にAを向き直させ、力のままに彼女をぎゅうっと抱きしめる。あまりの力の強さに押し負けた様子のAが「ぐえ…っ」と音をあげるまでそれは続いた。我に返った祐介は「す、すまない…」と耳の垂れ下がった子犬のような目をしてAを見る。その姿にAも愛おしさが湧いてきて、「しょうがない人だなぁ…」とふふっと笑う。「もう一回、優しくぎゅーってして欲しいな」そう言うと心底喜んだ様子の祐介が抱きついてくる。身長の差は大きくとも、心の距離はとっても近い二人だった。

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設定タグ:ペルソナ5 , 反応集
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すみれ(プロフ) - ユウナさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです!少しでも占ツクでこの界隈盛り上げられるように、これからも頑張ります!また何かリクエストなどありましたら気軽にコメントしてください☺️ (12月28日 1時) (レス) @page49 id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!ペルソナの夢小説は少ないのでとても読んでいて楽しかったです!! (12月28日 0時) (レス) id: 4c6d2ce850 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 澪さん» コメントありがとうございます!二度目のリクエスト、とっても嬉しいです。続編にてそちらの内容を書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月27日 23時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 2度目のリクエスト失礼します!「彼らに歌ってる姿を見られた」をお願いしたいです!!ゆっくり更新頑張って下さい! (12月27日 22時) (レス) id: e3ab6e516d (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - あにゃさん» コメントありがとうございます!解釈一致と言っていただけて本当に嬉しいです♡ もう少しでお話がいっぱいになりそうなので、続編移行した後で一番最初に書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月26日 21時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すみれ | 作成日時:2023年9月10日 17時

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