手を繋ぎたい、と言ってみた ページ4
雨宮蓮
「 言わせてごめん。ほら、手かして。」
恋人であるAに対して、いつもスマートな対応をする蓮だが、触れ合うということについてはどこか奥手だった。もじもじしながらも自分の気持ちを伝えてくれたAに少しの申し訳なさと、そんな彼女を可愛らしく思う気持ちが胸から湧き上がる。蓮は彼女の手を優しく握り、エスコートをした。「えへへ、嬉しい。」なんて彼女が笑うと、蓮は「そう…」とそっぽを向いて照れてしまう。彼女の素直な反応にはいつも慣れない蓮だった。
坂本竜司
「 …ほらよ。」
もちろん嫌がるなんてことはないが、表面上は素っ気なく手を差し伸べてくる竜司。それが照れ隠し故の行動だってわかっているから、だんだん愛おしく思えてくる。手を繋ぐと、Aは彼の手の男の子らしいごつごつとした感触にドキッとする。それに加え、「普段はガサツなのに、手を握る時はこんなに優しいんだ。」なんて、考え始めたらドキドキが止まらなくなる。そのことを素直に竜司に伝えると、「んな可愛いことばっか言って。俺をどうしたいんだよ。」と言われてしまう。
喜多川祐介
「 お前の手は柔らかいな。」
手を握られると、まるで品評会のようにその感想をつらつらと並べる祐介。柔らかい、小さい、可愛らしい。などととめどなく溢れてくる彼の言葉のひとつひとつに照れてしまうA。「私ばっかり照れてずるい。」と、今度はAが同じように祐介の手について語り始める。大きい、握り方が優しい、ドキドキしちゃう、今が幸せ。などと(後の感想はもはや手についてではないが)を祐介に伝えると、彼の白い肌が熱をおびていることに気付く。「こっちを見るな。みっともない顔をしている。」と言われるが、そう言われて見たくなるのが人の性だろうとAは悪戯な顔をした。
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すみれ(プロフ) - ユウナさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです！少しでも占ツクでこの界隈盛り上げられるように、これからも頑張ります！また何かリクエストなどありましたら気軽にコメントしてください☺️ (12月28日 1時) (
レス) @page49 id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました！ペルソナの夢小説は少ないのでとても読んでいて楽しかったです！！ (12月28日 0時) (レス) id: 4c6d2ce850 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 澪さん» コメントありがとうございます！二度目のリクエスト、とっても嬉しいです。続編にてそちらの内容を書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月27日 23時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 2度目のリクエスト失礼します！｢彼らに歌ってる姿を見られた｣をお願いしたいです！！ゆっくり更新頑張って下さい！ (12月27日 22時) (レス) id: e3ab6e516d (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - あにゃさん» コメントありがとうございます！解釈一致と言っていただけて本当に嬉しいです♡ もう少しでお話がいっぱいになりそうなので、続編移行した後で一番最初に書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月26日 21時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2023年9月10日 17時
