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明智吾郎 / 前
「 気分はどうだい。僕のお姫様。」
彼の所作は言葉の通り王子様。軽々とAを持ち上げ、彼女に負担の無いように抱き上げ続けている。女子なら誰もが黄色い歓声をあげるであろう行動。だがAはそのことよりも彼との距離が近づき、息を吸うたびに伝わる彼の匂いにドギマギしていた。「心臓壊れちゃう…」とギュッと目を閉じながら彼に降ろして欲しいと言うが、Aのその行動は逆効果だ。「ごめん。ちょっと聞こえないな。」彼は意地悪な笑みを浮かべて、Aのドキドキが限界を迎える寸前まで彼女を抱き上げ続けた。
明智吾郎 / 後
「 まだ降ろさないから。」
彼に持ち上げられた瞬間に「私、重たいから降ろして!」と言うA。そう言ったのにはもちろん理由がある。明智吾郎という男は本性を現してからというもの、口にこそ出さないが心の中ではボロくそに文句を言っているということが多々あり…今回のお姫様抱っこも心の中で「こいつ、重いな」と思われているに違いないと考えたからであった。実際はそんなことは全然なく。むしろ明智は好きな子とこれまでにないほどに近付いて、「悪くない。」と思っていたくらいだった。だからこそ、彼女にこうも拒否されて悔しくないわけがない。彼は意地を張って「降ろさないから。」と言い続け…翌日は筋肉痛になってしまうのであった。
◇◇◇
大変長らくお待たせしました。怪盗団男子は基本的に力があると思っているので、みんなに軽々とAを持ち上げてもらいました!キャラによって反応が恋愛寄りだったり、少しギャグ寄りだったりと違いをつけてみましたので楽しんで見て頂けたら嬉しいです。リクエストありがとうございました!
女の子の日になっちゃった【リクエスト】→←お姫様抱っこされてみた【リクエスト】
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すみれ(プロフ) - ユウナさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです!少しでも占ツクでこの界隈盛り上げられるように、これからも頑張ります!また何かリクエストなどありましたら気軽にコメントしてください☺️ (12月28日 1時) (レス) @page49 id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!ペルソナの夢小説は少ないのでとても読んでいて楽しかったです!! (12月28日 0時) (レス) id: 4c6d2ce850 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 澪さん» コメントありがとうございます!二度目のリクエスト、とっても嬉しいです。続編にてそちらの内容を書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月27日 23時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 2度目のリクエスト失礼します!「彼らに歌ってる姿を見られた」をお願いしたいです!!ゆっくり更新頑張って下さい! (12月27日 22時) (レス) id: e3ab6e516d (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - あにゃさん» コメントありがとうございます!解釈一致と言っていただけて本当に嬉しいです♡ もう少しでお話がいっぱいになりそうなので、続編移行した後で一番最初に書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月26日 21時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみれ | 作成日時:2023年9月10日 17時