キスしてみた&されてみた【リクエスト】 ページ22
雨宮蓮
「 ちょっっと、待って。」
初めての彼女からのキス。恥ずかしがりながらも一生懸命自分にキスをしてくれたのが可愛すぎて、顔がニヤケまくる。持ち前の気力で何とか彼女にキスの雨を降らそうとするのを我慢しているが、それも限界に達しそうだった。蓮はAの腕を掴み、顔を近付けた。「 Aの唇、奪ってもいい?」と怪盗らしく予告をする。Aは顔を赤らめながらも、こくりと頷く。「 そ、その…あんまり激しいのは慣れてないからゆっくり…」なんて言ってこられて、悪戯心が湧いてくるのは自然の摂理だろう。「 わかった。」それは口だけで。蓮は徐々に徐々に、彼女とのキスに舌を絡ませていった。
坂本竜司
「 はぁ!?」
顔の赤さは竜司が上。彼女からのキスに動揺するばかりだ。上目遣いで自分の反応を確認しているAが心底可愛くて、胸がキューンと高鳴る心地がしている。だが今のままではしてやられた感が否めないと思い、仕返しをすることにした。Aの両手を恋人繋ぎで優しく握る。Aが「ひゃ…」と小さく声をあげたのを聞いて、くすっと笑った。「 本当にカワイーな、お前。」竜司の顔がゆっくりと近付いてきて目を閉じれば、ちょんっと可愛らしく唇が重なった。触れるだけのキスから、角度を変えてのキスまで。愛情を感じる優しいキスを竜司は繰り返した。
喜多川祐介
「 なっ…!」
柔らかい唇の感触に祐介は驚き、そして椅子から落ちる。赤くなり始めている顔をAに見られないように腕で隠し、動揺を鎮めるべく、『サユリ』のことを頭に思い浮かべた。段々落ち着いてきたというところで、大きな音を立てて落ちた祐介に「驚かせてごめんね。大丈夫…?」とAが手を差し伸べる。祐介は彼女の手入れの行き届いている艶々とした淡いピンクの輝きに目を奪われた。「 美しいな… 」吸い込まれるように、彼女の頬に手を添え、その唇にキスを落とす。長い長いキスにAは息苦しくなって、祐介の胸板を叩く。ぱっと唇が離されて息切れをするAが、存外色っぽく見え、祐介はさらにスイッチが入ってしまう。彼は一度何かを始めたら止まらない。
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すみれ(プロフ) - ユウナさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです!少しでも占ツクでこの界隈盛り上げられるように、これからも頑張ります!また何かリクエストなどありましたら気軽にコメントしてください☺️ (12月28日 1時) (レス) @page49 id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!ペルソナの夢小説は少ないのでとても読んでいて楽しかったです!! (12月28日 0時) (レス) id: 4c6d2ce850 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 澪さん» コメントありがとうございます!二度目のリクエスト、とっても嬉しいです。続編にてそちらの内容を書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月27日 23時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 2度目のリクエスト失礼します!「彼らに歌ってる姿を見られた」をお願いしたいです!!ゆっくり更新頑張って下さい! (12月27日 22時) (レス) id: e3ab6e516d (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - あにゃさん» コメントありがとうございます!解釈一致と言っていただけて本当に嬉しいです♡ もう少しでお話がいっぱいになりそうなので、続編移行した後で一番最初に書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月26日 21時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみれ | 作成日時:2023年9月10日 17時