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無意識に好きと言ってしまい赤面して逃げてみた【リクエスト】 ページ20

雨宮蓮

「 目を見て言って?」

恥ずかしさのあまり言い逃げをしてしまったが、すぐに蓮に捕まった。後ろから力強く抱きしめられて、身動きを取ることができない。恥ずかしいから離して、と言うと逆にその言葉が彼の心に火をつけてしまったようで。Aを強い力で向き直させると、彼女の視線に合わせて蓮は屈んだ。その目はAを捉えて離さない。Aはそんな蓮に参ってしまって「 好き、です。」と呟く。蓮は心底嬉しそうな顔になり、Aの肩に顔をうずめる。「 本当に可愛いな。俺も好き。」そんな甘々な声で言われば、頭も心も溶けてしまう。


坂本竜司

「 ちょ、まてまてまてまて。」

流石に元陸上部のエースには敵わない。腕を力強く掴まれて、Aは逃げる足を止めた。だが竜司の顔は見らず、顔を逸らすように前を向き続けている。「 こっち向いてくれよ。」そう懇願する彼の声を聞いて、罪悪感が出てきたAはちらっと彼の方を向く。その一瞬を彼は見逃さず、腕を引っ張ると自分の胸にぽすっとAをおさめた。「 つーかまえた。」悪戯な調子でそう言われて、その逞しい胸板に支えられて、Aの心臓はそろそろ限界を迎えそうだ。


喜多川祐介

「 あんまり俺を翻弄するな。」

祐介は逃げようとするAの腕をすんでのところで掴んだ。それでも尚、逃げようと抗うAを力強くその胸に引き寄せた。恐る恐る彼の顔を見上げると、そこには心底愛おしそうに自分を見る祐介がいた。この人、私のこと好きだ。と感じてしまうほどに優しい目だ。「お前の前だと理性が仕事をしない。」祐介が抱きしめる力を強めてそう言った。彼が理性を捨ててしまえばどうなるのだろう。なんてAが考えていたことが伝わってしまったようだ。「俺は止まれないぞ。」そう言って祐介はAのおでこに顔を近付けた。

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設定タグ:ペルソナ5 , 反応集
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すみれ(プロフ) - ユウナさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです!少しでも占ツクでこの界隈盛り上げられるように、これからも頑張ります!また何かリクエストなどありましたら気軽にコメントしてください☺️ (12月28日 1時) (レス) @page49 id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!ペルソナの夢小説は少ないのでとても読んでいて楽しかったです!! (12月28日 0時) (レス) id: 4c6d2ce850 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 澪さん» コメントありがとうございます!二度目のリクエスト、とっても嬉しいです。続編にてそちらの内容を書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月27日 23時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 2度目のリクエスト失礼します!「彼らに歌ってる姿を見られた」をお願いしたいです!!ゆっくり更新頑張って下さい! (12月27日 22時) (レス) id: e3ab6e516d (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - あにゃさん» コメントありがとうございます!解釈一致と言っていただけて本当に嬉しいです♡ もう少しでお話がいっぱいになりそうなので、続編移行した後で一番最初に書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月26日 21時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すみれ | 作成日時:2023年9月10日 17時

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