検索窓
今日:19 hit、昨日:64 hit、合計:24,323 hit

彼とお出かけに行ってみた【リクエスト】 ページ13

雨宮蓮
井の頭公園 ボート乗り場

「 こういうゆっくりした時間をAと過ごせて…俺は本当に幸せ者だな。」

静かな公園を二人で手を繋ぎながら歩く。自然の香りが鼻をくすぐる、心地よい空気に包まれていた。そんな時にふと、蓮がその言葉をこぼしたのだ。自分と一緒にいて幸せ、と言われて嬉しくないはずがない。お返しと言わんばかりに、Aは背伸びをして蓮の頬にキスをしてみせる。「 私も幸せ。」彼の顔を見ながらそう言うと、蓮は目を細めて心底嬉しそうな表情になった。そして優しくAの頬にキスを返す。「 ほっぺただけじゃ足りないな。」この後、俺の部屋に来ないか?と問われ、その先を想像してドキドキしてしまうA。だが、この悪魔の誘いを断ることはできなかった。

坂本竜司
萩窪 人気ラーメン店

「 お前…本当にここで良かったのかよ?」

竜司に「 お前の行きたいとこに連れて行ってやる 」と言われ、Aが提案したのはまさかのラーメン屋。竜司からしたら大歓迎だったが、一般的に考えて恋人と行くスポットとしては適切ではないだろう。そう心配していたのだが、そんな竜司の意に反してAはとても満足そうな顔をしていた。「 竜司と美味しいものが食べれて幸せだよ。」そんな幸せそうな顔で言われたら、「 そうかよ… 」と照れ隠しをすることしか出来なかった。鶏ガラベースのあっさり醤油スープを啜る。いつもより満足感があるのは、隣にいるAのせいだろうか。いや、そうに違いない。

喜多川祐介
上野 美術館

「 お前の好きなことを、俺も知りたい。」

美術館に着いた途端、祐介は力強くAの腕を引き「 こっちにいい絵があるんだ。」と目を輝かせる。Aはそんな祐介の姿を素敵に思っている。他の人なら長々しく思ってしまうような説明でも、心から楽しんで聞くくらい、祐介の絵に対する熱意を好ましく思っているのだ。絵の知識はないが、自分の話をこうも愉しげに聞いてくれるAのそばにいるのはとても心地がいいと、祐介は感じていた。それと同時に、自分も彼女のことについてもっと知りたいと思うようになっていた。「 うん。これからお互いのこと、もっと知っていこう。」と言われ、これからを想像する祐介。最低でもあと六十年は生きるつもりだから、それくらい一緒にいれば、Aのことをもっと理解できるようになるだろう。と祐介は笑った。

""→←""



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
87人がお気に入り
設定タグ:ペルソナ5 , 反応集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

すみれ(プロフ) - ユウナさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです!少しでも占ツクでこの界隈盛り上げられるように、これからも頑張ります!また何かリクエストなどありましたら気軽にコメントしてください☺️ (12月28日 1時) (レス) @page49 id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!ペルソナの夢小説は少ないのでとても読んでいて楽しかったです!! (12月28日 0時) (レス) id: 4c6d2ce850 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 澪さん» コメントありがとうございます!二度目のリクエスト、とっても嬉しいです。続編にてそちらの内容を書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月27日 23時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 2度目のリクエスト失礼します!「彼らに歌ってる姿を見られた」をお願いしたいです!!ゆっくり更新頑張って下さい! (12月27日 22時) (レス) id: e3ab6e516d (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - あにゃさん» コメントありがとうございます!解釈一致と言っていただけて本当に嬉しいです♡ もう少しでお話がいっぱいになりそうなので、続編移行した後で一番最初に書かせていただきます。完成まで少々お待ちください💭 (12月26日 21時) (レス) id: 945d36a3b1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すみれ | 作成日時:2023年9月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。