こっちも構ってください。 ページ26
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「ギャーッ!!ちょ、拓朗家の中でバレーするなってば!!」
「だって雨降ってるから暇なんだよー!」
「だってじゃない!ダメなもんはダメ!!・・・っもー美紅からも何か言ってよー」
「拓朗は末期のバレー馬鹿だから仕方無い」
「あ!?テメー美紅なんつった!!」
「拓朗耳まで末期なの?」
「あァ!!!?」
ブス!、うるさいトサカ頭、殺すぞ!、やれるもんならやれば、と口喧嘩から蹴りあい殴り合いのにまで発展してしまった拓朗と美紅に、私は「こら!!」とゲンコツを食らわせる。
なんでこの二人双子なのにこうも相性悪いかな・・・、とため息を吐く。が、その間にもぎゃーぎゃーと交わされる暴言。
「お前本当可愛くねーな!!」
「拓朗に言われたくない。ブス」
「はあああああああァ!!!!?おっま、はァ!?俺はどう考えてもイケメンの部類だろうが!!」
「は?ちょっと笑えない冗談やめてよ。あーもうあみちゃんの趣味本当わかんない」
「い、いいい今あみは関係ねーだろ!!」
顔を真っ赤にしてそう言う拓朗は、どうやらそのあみちゃんとやらが好きらしい。
・・・いいねぇ青春してるねぇ。
なんて少しババ臭いことを考えていると、聞こえた玄関の扉が開く音と「ただいまー」鉄朗の声。あ、
「おかえりーてつろ、うわ!」
「あー疲れたー今日客多かったんだよ」
「そ、そっかお疲れ」
「てことでおかえりのちゅーは?」
「しねーわ。ちょ、待っ、ストップ!拓朗と美紅見てるし!」
「よーしお前らあっち向けー」
「ちげえええええええええぇ!!!!」
段々と近づいてくる鉄朗の顔に、我が愛娘に視線で助けを求める。と、「お父さんセクハラ」辛辣すぎる言葉と共に、脇腹に一発蹴りを入れられていた。
待って私の娘っょぃ。
「い・・・っつ!!!ちょ、美紅今のは結構痛かった。泣くかと思ったわお父さん」
「泣けばいい。そしてお母さんから離れて」
「それは無理ですぅー」
「ちょ、まじ鉄朗離れて。ご飯作るから!」
げし!と思いっきり鉄朗を蹴っ飛ばすと「ちぇー」だのなんだの言いながら渋々離れた。
コイツの精神年齢年々低くなってる気がするんだけど気のせいかな???
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初花love洸水哲蒼(プロフ) - とっても面白かったです!(*´ω`*) 番外編の短編心がポカポカになりました〜 (2016年3月20日 23時) (レス) id: d6c4fa5195 (このIDを非表示/違反報告)
星夜 - 完結からしばらくたってるのに、メッセージ書いてすみません!すごくおもしろくて、きゅんきゅんしました。あの、もしかして、もちづきさんって、ピクシブのこけし屋さんの作品見てたりします?似たような所がいくつかあったので。 (2015年7月24日 8時) (レス) id: 83dc7d9026 (このIDを非表示/違反報告)
クロヅキ - 完結お疲れ様でした。この作品に出合えて本当によかったっ!これからも応援しています!! (2015年4月30日 17時) (レス) id: c79d2db9c3 (このIDを非表示/違反報告)
リア充バルス - 完結おめでとうございます。私にとってこの小説はいじめられっ子の私の唯一の支えだったと思ってます。そして、チョコちゃんやyukaちゃんと仲良くなれたきっかけで大変お世話になりました!これからも応援していますね;_; (2015年4月29日 7時) (レス) id: 68591afdd0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーま - yukaさん» ホントですね!消してしまったんでしょうか… (2015年4月27日 1時) (レス) id: 52d7b185f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちづき。 | 作成日時:2015年2月18日 17時