【白鳥沢】想いよ、届け

第16話 ページ17

白布side



スタスタッ


保健室から出てから俺たちは
黙ったまま歩いていた


俺は天宮にキスをしようとしていた

抱きしめた瞬間から抑えきれなくなり、顔の近さに欲が増してきた

もし、先生が来なかったら俺は
俺たちはどうなっていたんだ


A『白布先輩』

白布「あ、なに･･･」


急に天宮が口を開き、俺の名前を呼んだ


A『先輩ってかっこいいですね』

白布「は？」

A『あまり近くで顔をみたことなかったので近くでみたらかっこいいなって･･･
　 あっ！遠くから見てもかっこいいですからね！！』


急になんだ

急にかっこいいとか


白布「そうか？」

A『はい！先輩はかっこいいです(ニコッ)』


そんな満面の笑みで言った


その笑顔は反則な気がする


白布「ありがと//」




君といるだけで欲がどんどん深くなる


抑えきれなくなる


君になら心を許してしまう

つい甘えたくなる




こんな風に




君のことを思うってことは



好きってことでいいのだろうか



俺は恋をしたのかもしれない

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