【音駒】頑張れ、片想い

第26話 ページ27

NOside




休憩



A『あっ、そういえば灰羽君』

灰羽「ん？何？」

A『今日って数学あったっけ？』

灰羽「えっ、今日はなかったはず」

A『マジか』

灰羽「なんで？」

A『いや、そういえば今日持ってきてたなーって思って。余計な荷物だった』

灰羽「ドンマイ！」

A『その笑顔腹立つ』

灰羽「酷い！」



Aと灰羽の同じクラス同士がを会話をしていた



夜久「そういうのあるよなー」

海「あるな」



すると夜久と海もその会話に混じった



A『先輩方もそういうことあるんですか？』

夜久「たまにな」

海「俺もたまにあるよ、時間割りをうろ覚えの時に」



Aと灰羽は意外そうに二人を見る



芝山「意外ですね」

夜久「そうか？」




どうやら芝山も同じことを思ってたみたいだ



山本「俺！勘で持ってったことあります！」



すると山本が手を挙げて言う



山本「4教科ぐらい正解でした」



勘での結果のすごさ



孤爪「･･･よく当たったね」

山本「これぞ俺の力！！」

福永「・・・」

黒尾「俺も勘で持ってったことあるなー」

犬岡「俺もッス！」



どうやら音駒高校バレー部の勘は結構当たるみたいだ



灰羽「俺は勘、そんな当たらないなー」


夜久・A「『だろうな/ね』」



灰羽の言葉に夜久とAが一緒に言う



灰羽「夜久さん！？A！？どういうことですか！？」



二人とも見事なハモりだ



夜久「おー、Aも思ってたか」

A『偶然ですねー』

黒尾「この子たち怖いわー♪」



黒尾がキャピッとしながら言う



夜久・A「『あ"ぁ"？(ギロッ)』」



案の定、二人の気にさわったみたいで



二人は黒尾のことを睨み、低い声で言い放つ


これまた同時に



黒尾「あっ、すみません」




黒尾はピシッとしながら謝った



灰羽「怖っ」

犬岡「すごい…」

芝山「見事一緒」



一年は二人の同時さに驚いた



山本「すげー…」

孤爪「どう見てもクロが悪い。仕方ないよ」

福永「(コクコク)」



二年は黒尾が悪いと判断した



海「二人とも仲良いな」



海は二人のハモりに仲の良さを感じた





夏休み前のバレー部も今日一日平和だった

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