剛翼と蒼炎

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よんページ4

･side死柄木
･

死｢はァ？納得いかねぇよ先生
なんで今さら？？なんでAなんだ？｣

先｢Aだからこそ、だよ｣

死｢.......Aは反対しただろ？｣

ストレスと癖で俺は自分の首を掻き毟る。

『...ヴィラン連合のために』

死｢チッ...先生あんたAの性格を
わかってて言ったな？｣

こいつは...Aは
俺らの為なら何でもするやつだ。

あらかた先生が俺のため、
とでも言ったんだろう。

先｢まぁ決定事項だよ。
三日後くらいには発ってもらう｣

死｢何処に？どこの事務所だよ？
それともヒーローの卵共がいる雄英高校か？
Aを行かせるほどだから
しっかりと意味があるんだろうな？｣

先｢もちろんさ。
Aにはホークスの事務所に行ってもらう。｣

死｢.........................何考えてんだ｣

誰だよそいつ聞いた事もねぇ。

先｢私に未来予知の個性が備わってると思ってくれていいよ。

それにホークスは数年すれば有名なヒーローになる。
後々関係ないじゃ済まなくなってくるよ｣

なんでだよ、、、

使わない頭を使うのは肉体とは違う疲労が来るから
考えることを放棄したくなる。

行って欲しくない。

何て、言える訳ないよなァ。

死｢A、俺はお前を信用してるから、

行っててもちゃんと帰って来れるように手配するから

だから、ヒーローにだけは毒されるなよ｣

不安だった。

ずっと近くにいた家族が消えてしまう感覚だ。

それも二度目。

『大丈夫だよ死柄木弔、上手くやる。
そしてヒーローを丸裸にしてヴィラン連合を強大化させていく』