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32話 ページ33
県大会当日
私達は会場前で御子柴元部長から応援演説を聞かされていた
それに対して百が何か言ったみたいで部長から頭ぐりぐりされてた
仲がいいことで
その後はさっさと館内に移動
『んじゃ、スポドリ作ってくるから』
応援席に着いてすぐ荷物を起き、館内の水道に向かう
あー水が冷たくて気持ちいい
これ冬場は地獄なんだよねぇ…
でも今年はそれも無いのかぁ…
今年で引退だもんね、新しいマネ探し始めないとな…
「あ、Aさんっ！」
『江ちゃん、久しぶり』
声をかけてきたのは江ちゃんだった
今年はあんまり合同練習とかしなかったから久しぶりに感じる
江「お久しぶりです。いよいよ県大会ですね」
『そうだね…鮫柄は負けないからね！』
皆んな今まで以上に練習してきたもん
江「岩鳶だって負けませんよ！皆んな色々な工夫をして練習して…沢山の困難を乗り越えてきたんです！」
なんか…江ちゃんが言うとマジで壮絶な何かがあったんじゃないかって感じする…
江ちゃん筋肉好きだからなー、皆んな巻き込まれてそうだなぁ…
『ま、試合でどうなるかだよね…絶対勝つから』
江「えぇ、受けて立ちましょう！」
水道で何故かマネ同士で睨み合ったのだった
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作者名：tear | 作成日時：2018年2月6日 14時
