29話 ページ30
私がおとなしく休むかっての
更衣室で一旦制服に着替え、自室に戻って別のジャージに着替える
濡れたジャージは洗濯機にぽいしてきた
まだ仕事残ってるし、スポドリとかタオルの片付けしなきゃだし
プールに戻ると既に皆んなは解散していた
さーて片付け片付け
今日は百以外記録更新した人いないのかなぁ
記録用紙を見てみると、他にも何人か結果が良くなっていた
魚住もイイ感じにタイムが縮んでる
似鳥はあんまり変わってないなぁ…
宗「A」
『ひっ…!』
突然の声に顔を上げてみれば宗介がいた
『…驚かさないでくれない?』
宗「お前が勝手にビビったんだろ。つーか何で戻ってきてんだ」
『…マネの仕事が残ってたから』
宗「さっさと戻れ」
『はいはい』
続きちゃっちゃと終わらせて帰りますか
スポドリの籠を持とうとすると宗介がかっさらって行った
『え、ちょ…』
宗「持ってやるから、早く来い」
『別にいいのに』
そう言いながらも黙って宗介の右側を歩いた
______________
結局あの後、片付けを手伝ってもらい女子寮前まで送ってもらった
そう言えば何で宗介プール残ってたんだろ…?
…私がプール戻ってくるって分かってたのかな
それで心配だから手伝いに来てくれた、とかだったらちょっと嬉しいかも…
なーんて
108人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:tear | 作成日時:2018年2月6日 14時