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『…トントンさん？』
トントンさんは急に固まって動かなくなった。え？
『と、トントンさん…どうかしました？』
どうしたらいいか分からず彼の名前を呼ぶ。少しするとすぐにはっ、と意識を取り戻したかのように動いた
tn「Aさんはええ子やなぁ…」
『…えっ』
ん…？今トントンさんの口から信じられない言葉が出てきたぞ。ええ子言うた？
『トントンさん大丈夫ですか？』
tn「おん、全然大丈夫やで？」
ダメだ、頭打ってますねこれ。ペ神さん呼ぼう
tn「いつも仕事手伝ってもらっとるのに、あれの倍お願いしてええん？」
『はい、大丈夫ですけど…』
おおう、急に話戻ったな
tn「ほんま、ありがとうなぁ」
トントンさんは優しく笑った。私の前で初めて、笑顔を見せてくれた
『…良かった』
tn「ん？何が？」
『…いいえ、何でもないですよ』
トントンさんが私に気を許してくれた、気がする。私の事、信用してくれるように、なったかな
『夕食までまだ時間あるので、それまでは
kn「トントン！大丈夫かー！？」………』
寝ててください、そう言おうとした時突然扉が開かれた。コネシマさんの手によって
sha「うるっさいねん、シッマ。ここ医務室やから」
kn「すまんすまん。…て、こいつ居るんかよ」
コネシマさんは私の顔を見るとあからさまに嫌な顔をする。居ちゃ悪いですかねぇ、仕事なんですけど
sha「そりゃ居るだろ、仕事なんやから」
tn「お前らうるさいねん、寝かせてくれやぁ…」
2人のやり取りを目を閉じながらトントンさんが止める。いい加減寝たいのだろう
kn「なんや、せっかく様子見に来たのに」
そんなトントンさんに口をとがらせてコネシマさんは拗ねた
sha「徹夜倒れのやつには寝かせるのが1番やろ、戻るでシッマ」
kn「…おう」
シャオロンさんがそう言い医務室を出ようでした時、コネシマさんに違和感を覚える
なんか、割と今日は大人しいような…いや、違うな。何かが、何が違う。そう思い、彼の後ろ姿を眺める。最中、彼の腕の色に気づき彼を止めた
『コネシマさん、手、出してください』
kn「は…？」
彼は驚いて振り返った。訓練をしてきたであろう彼の腕は赤くなっていて、その所々は青紫にもなっていた
『それ打撲でしょう。打撲でも早く手当しないとダメですよ』
kn「そのくらい自分で出来っから、ええ」
『ダメです』
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麗輝★ばりっち(プロフ) - 牛乳メロンパンさん» んー、ありがとうございます！ 笑隣にいたのに送ってくんな！！ (2019年11月20日 13時) (
レス) id: 89f71fdb45 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳メロンパン - おもしろいです！更新頑張ってください、応援しています！！ (2019年11月20日 9時) (レス) id: 013d21c47b (このIDを非表示/違反報告)
麗輝★ばりっち(プロフ) - 蟻さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(｡_｡*) (2019年9月4日 7時) (レス) id: 89f71fdb45 (このIDを非表示/違反報告)
蟻(プロフ) - 続編おめでとうございます。お気に入り登録失礼します。 (2019年9月3日 2時) (レス) id: ac72b0833b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tear x他1人 | 作成日時：2019年9月2日 15時
