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zm「シッマの野郎、普通手加減するやろ！」
ゾムは私の手当をしながらそう言う。自分で出来ると言ったのに、俺がやるから！って座らされたのだ
『コネシマさん手加減してくれてたから、そんな言わないでよ。私も本気でやってたし』
そう返すが、ゾムは納得いかないみたい。別にどこも折れてないし残るような傷はないのに
zm「そもそも俺はAが戦うこと自体、反対だぞ。なんでAにそんな事させへんといけんの」
その言葉を聞いて、ああ私はゾムに思われてるなぁ、なんて呑気に思う
誰かに手当されるなんて、何時ぶりだろう。こんなこと今まであったかな
触れるゾムの手の温もりを感じながら、そんなことを思い出そうとしていた
zm「Aｯ…？なんで泣いとんの？やっぱり痛かったか！？」
『え…？』
自分の頬に生暖かい何かが伝う。それが涙だなんて、言われるまで気づきもしなかった
『ちが、…ごめん。なんか……ゾムの手が暖かくて…………わかんない。急にｯ…』
喋ろうと思って口を開こうとすると、喉の奥が苦しくて、熱が走って……今にも声を出して泣きそうで
咄嗟のことで、どうしようも出来なくて口を噤む。すると突然、ゾムの体が私の体を包み込んだ
『、ゾム……？』
zm「辛かったら、泣いてええんやで。話さんくてええから」
その言葉が、私のストッパーのようなものを外したらしい。次第に胸が苦しくなり、目に涙が溜まり、零れ落ちていく。そしてそれと同時に私の嗚咽も漏れていった
咽び泣く私を、ゾムは泣き止むまで抱きしめて背中を摩ってくれた。時には頭を撫で、お前はようやってる、なんて意味のわからない褒め言葉までくれた。その度にゾムに申し訳ない感情が湧きながら、このまま甘えてしまいたい、辛い、なんて感情が溢れしばらくの間ゾムに慰められた
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麗輝★ばりっち(プロフ) - 牛乳メロンパンさん» んー、ありがとうございます！ 笑隣にいたのに送ってくんな！！ (2019年11月20日 13時) (
レス) id: 89f71fdb45 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳メロンパン - おもしろいです！更新頑張ってください、応援しています！！ (2019年11月20日 9時) (レス) id: 013d21c47b (このIDを非表示/違反報告)
麗輝★ばりっち(プロフ) - 蟻さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(｡_｡*) (2019年9月4日 7時) (レス) id: 89f71fdb45 (このIDを非表示/違反報告)
蟻(プロフ) - 続編おめでとうございます。お気に入り登録失礼します。 (2019年9月3日 2時) (レス) id: ac72b0833b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tear x他1人 | 作成日時：2019年9月2日 15時
