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その瞬間、体が宙に浮いた
kn「おらァッ！」
コネシマさんが体を勢いよく起こし、跨っていた私を軽々と吹き飛ばす
『ま、じでｯ！？』
よたよたと着地をするが、隙を逃さないコネシマさんが仕返しだと言わんばかりに回し蹴りをかましてくる
腕でガードしたものの、足は支えきれなくてまたふらふらとしてしまう。体制を整える頃にはコネシマさんが近くにいるのだ
それならば、
『がｯ、！！』
kn「あっ！」
1発、コネシマさんに殴られてやった。顔面殴れば、彼でも隙が見えるだろう。最初の1回だけだったとしても
予想通り、コネシマさんはやっちまった、という顔をして声を出した。私は別に気にしてないけど。けど、つまり私も彼に同じことを出来るのだ
kn「ぐｯ、！」
コネシマさんの頬を殴り返してやると、彼は今度は楽しそうに笑った。コネシマさんもこれで理解したはず。私も殴ったのだから、彼も心配せず、気にせず同じことを出来るのだと
そこからは、私も楽しくやってたと思う。彼も終始楽しそうにしていた。傍から見ればおかしな光景だったと思うけど。なんか…これも悪くないな、なんて思った
最後、コネシマは隙を見て私の手首を掴んだ。そして叩いて私の手から無理やりナイフを落とさせた。足で上手いこと拾って、蹴りあげてコネシマさんに当てようとしたけど、腕を引っ張られてそんな事は出来ず。彼のナイフを奪ってやろう、そう思った瞬間
体が宙に浮いた。腕を引っ張られ、宙を舞うと、背中が地面に叩きつけられた
『いｯ、たぁ〜…！！』
そして首元にナイフの側面を押し付けられた。コネシマの、ぎらぎらした目が私を捉えていた
kn「俺の、勝ちや」
片方の口角を上げ、嬉しそうに
『……参りましたよ』
悔しそうにそう言えば、コネシマさんはナイフを退かして、私の腕を引っ張った。体を無理に起こされて、首ががくんと揺れる
『ちょ、』
kn「お前にしては、まぁ…楽しかったわ」
コネシマさんの意地の悪い笑みが、その口が私を褒めた
私も少しは、認められたかな。そう思い口を開こうとすると…
zm「おいコネシマ、てめぇふざけてんのか！？あ"？」
kn「がｯ、！！」
目の前のコネシマさんがゾムに蹴られて吹っ飛んでった
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麗輝★ばりっち(プロフ) - 牛乳メロンパンさん» んー、ありがとうございます！ 笑隣にいたのに送ってくんな！！ (2019年11月20日 13時) (
レス) id: 89f71fdb45 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳メロンパン - おもしろいです！更新頑張ってください、応援しています！！ (2019年11月20日 9時) (レス) id: 013d21c47b (このIDを非表示/違反報告)
麗輝★ばりっち(プロフ) - 蟻さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(｡_｡*) (2019年9月4日 7時) (レス) id: 89f71fdb45 (このIDを非表示/違反報告)
蟻(プロフ) - 続編おめでとうございます。お気に入り登録失礼します。 (2019年9月3日 2時) (レス) id: ac72b0833b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tear x他1人 | 作成日時：2019年9月2日 15時
