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「ど、どうしてこの様なものが……？」
何がどうなったらこんな事が起こりえるのか。
私は理解の全く追い付いていない頭を動かして言葉を紡いだ。
「ああそうか、こういうものには理由が必要だったな。
端的に言えば貴殿の小論文だ。今まで子供にはあのような革新的な考えはないもとだと思っていたものだから、あれを読んだときはとても驚いたゾ」
閣下は腕を組み直しながら仰った。
閣下がお読みになった小論文とは恐らく、「戦争は人工物ではなく自然発生するものである」といったようなことをテーマにしたものだろう。
世に出した文章で人に読まれる可能性が高いものというとそれくらいしか思いつかない。
しかしあれだってたかが小童の考えなのだから読み込んでいけば落とし穴の一つや二つは見つかるだろう。
「あのようなものをお褒めいただけるとは、誠に恐縮で御座います」
「そう謙遜するな、謙遜は美徳ではない。
俺は貴殿のその才能に対して正当な評価と地位を授けるだけに過ぎない、全ては貴殿の才能に因るものだと考えろ」
「……肝に銘じておきます」
「ああ、それで良い」
閣下はゆったりと笑みを浮かべた。
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暁の園(暁夢路)(プロフ) - みしろさん» い、今通知を見てビビり散らしております……か、感謝の極みであります……！！ 読みやすいと言っていただけて安心しました、如何せん小生文体が堅くなってしまった人間でしたので(-_-;) コメントありがとうございます、頑張ります！！ (2019年11月2日 7時) (
レス) id: 2136db8e08 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ - 回答パートも嫌味がなくて納得できるし、こんな考え方もあるんだ…！と素直に感心しました…これからも体調にお気を付けて頑張って下さい…！勝手ながら影からひっそり応援させていただきます (2019年11月2日 7時) (レス) id: 950f4c5674 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ - 圧倒的な語彙力を感じました…とても読みやすくて頭にすんなり入ってくるので時間を忘れて熟読できました…！ (2019年11月2日 7時) (レス) id: 950f4c5674 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁の園 | 作成日時：2019年5月14日 20時
