54 エンダァァァァァ(ﾘｸ) ページ6
日は沈み月が高く昇った夜。
幼女はロボロの部屋に居た。
「Aちゃんの髪めっちゃ綺麗やなぁ〜…」
ロボロはベッドの上に座り幼女の髪を梳かしている。
金色の髪は、光が当たる度に星の様にきらきらと輝く。
「うん……」
しかし幼女の頭の中は“エンダーマン”でいっぱいだ。
「よし、終わった。それじゃ寝よか！」
「ろぼろさん、ありがとう。」
幼女は上の空のままロボロと布団に入る。
「お休み、Aちゃん。ええ夢見てな。」
「おやすみなさい…」
暫くして、ロボロは幼女が眠ったことを確認すると自分も寝ようと目を閉じる。が、
「ろ、ロボロ！やばいやばい！はよ会議室来て！」
突然シャオロンが部屋に飛び込んできた。
シャオロンは幼女が眠っているのに気づき慌てて口を塞ぐ。
肩で息を切らすシャオロンに、ロボロはただ事でないことを察し、幼女が起きないようにベッドからそろそろと抜け出すと、壁にかけたシャオロンと弓と矢を手に取り会議室に向かう。
二人が会議室に着くと、ちょうど話しが始まったところだった。
「グルちゃん、どうせエンダーマンが森から出てきたんやろ？」
「……あぁ。」
「でもそんなん毎年恒例のことやん？朝なったら全部帰ってくやん。なんで僕ら呼び出されたん？」
「城の中に一体入り込んでんねや。」
幹部達の間に緊張が走った。
「ゾムがもう探しに出てったけど、これから全員で探すで。普通の兵士がエンダーマンに見つかったら危ない。」
トントンがそう言うと、幹部達は黙って部屋から出ていった。
幼女は騒がしさを感じ、目を覚ました。
「ふあぁ……ろぼろさん……？」
部屋を見渡すが、ロボロの姿はない。
廊下の方がやけに騒がしく感じる。
「なにかあったのかなぁ…？」
幼女は寝惚けた頭で、ロボロを探さなければという思いで部屋を出てしまった。
「ろぼろさーん！」
幼女は幹部棟を走り回りロボロを探すが、ロボロどころかどの幹部の姿も見えない。
「ろぼろさん、どこー？！…ふゅ！」
幼女は、廊下の曲がり角で何かにぶつかり、尻餅をついてしまった。
ゆっくりと顔を上げると、紫の瞳と目が合う。
「ｷﾞｪｧｧ?」
「あ、えんだーまん…」
幼女の喜びも刹那、エンダーマンが大きく手を振り上げ、幼女は横に転がった。
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りゅな(プロフ) - 昔に星空りゅなという名前でクリーパーのリクエストした者です…！昔からずっと応援してます。リクエストでzmさんとお揃いのお洋服来て欲しいです…！これからも頑張ってください…！ (2020年6月1日 21時) (
レス) id: 91c5807a24 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - フェノさん» ゆっゆっゆっ！(コメントありがとうございます！)優しいお言葉ありがとうございます！幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 (2019年6月30日 21時) (レス) id: 62cd828dab (このIDを非表示/違反報告)
フェノ(プロフ) - ゆっゆっ！(幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女)この作品マジで好き！更新がんばです！でも無理しないで下さいね！q(^-^q)幼女幼女幼女幼女幼女(便乗) (2019年6月30日 20時) (レス) id: dddb82ec89 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 水面さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。幼女幼女幼女幼女幼女(さらに便乗) (2019年6月30日 20時) (レス) id: 62cd828dab (このIDを非表示/違反報告)
水面(プロフ) - あっ､この話好きだわ｡…幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女(便乗) (2019年6月23日 15時) (レス) id: f67ea85eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁 | 作成日時：2019年2月16日 12時
