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69 言い訳 ページ21

「……オプロイテ、朝食の用意をしに行かなければいけないのだが、Aさんを任せても大丈夫か?」

会計口の近くで幼女がお金を仕舞うのを待っていたオプロイテに、スパルタクスが話し掛ける。

「ええ、大丈夫。早く行かないと怒られるわよ。」

「またあとでね!たっくん!」

スパルタクスはぺこりと頭を下げると、駆け足で店から出ていった。

二人は店から出て暫くスパルタクスの後ろ姿を見つめていたが、幼女のお腹がぐぅ、と鳴り顔を見合わせた。

「Aちゃん、朝ごはん食べてないの?」

「うん、みんながおきるまえにあわてて出てきちゃったから…」

オプロイテはきよろきょろと周りを見渡すと、通りの屋台が幟をあげようとしているのを見つけた。

「あそこで食べましょう。」

幼女はにこりと笑い大きく頷いた。




「……スパルタクス、Aを知らんか?」

いつも通りの時間に食堂に入ってきたスパルタクスをグルッペンが呼び止める。

スパルタクスがちらりと目を上げると、落ち着かない様子で机を叩くチーノと、一つだけ空いた椅子が目に入った。

「A様は本日朝からオプロイテと共に城下町へ赴いてらっしゃいます。A様からは所謂“女子会”というものだとお聞きしております。」

「…………そうか。オプロイテが一緒なら心配も無用だろう。スパルタクス、準備を頼む。」

「畏まりました。」

グルッペンが少し寂しそうに背中を椅子に預けたのを見て、スパルタクスはほっと息をついた。

「本日の朝食は、サンドウィッチです。」





「Aちゃん、おにぎり美味しい?」

「おいしい!」

幼女は屋台でおにぎりをふたつ買い、それを食べながら次の店へと移動している。

「あ、ほら見えてきたわよ、あれが幹部御用達の武器屋。なんでも揃っているから、Aちゃんの欲しいものもきっとあるわ。」

「ほんと?!」

二人は手を繋いで、店の扉をくぐった。

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りゅな(プロフ) - 昔に星空りゅなという名前でクリーパーのリクエストした者です…!昔からずっと応援してます。リクエストでzmさんとお揃いのお洋服来て欲しいです…!これからも頑張ってください…! (2020年6月1日 21時) (レス) id: 91c5807a24 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - フェノさん» ゆっゆっゆっ!(コメントありがとうございます!)優しいお言葉ありがとうございます!幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 (2019年6月30日 21時) (レス) id: 62cd828dab (このIDを非表示/違反報告)
フェノ(プロフ) - ゆっゆっ!(幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女)この作品マジで好き!更新がんばです!でも無理しないで下さいね!q(^-^q)幼女幼女幼女幼女幼女(便乗) (2019年6月30日 20時) (レス) id: dddb82ec89 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 水面さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです。幼女幼女幼女幼女幼女(さらに便乗) (2019年6月30日 20時) (レス) id: 62cd828dab (このIDを非表示/違反報告)
水面(プロフ) - あっ、この話好きだわ。…幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女(便乗) (2019年6月23日 15時) (レス) id: f67ea85eb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年2月16日 12時

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