60 軍大学は伏線だったのさ！ ページ12
「トントンさーーん！」
「A！起きたんか？！」
二人がトントンの元へ行くと、トントンは一人の青年と話している所だった。
「おきたよ！とんとんさんはけがしてなかったの？」
幼女はシャオロンの手を引っ張り、トントンの側まで走っていった。
「してへんかったよ。Aも元気みたいでよかったわ。」
「あの……この人達は…」
トントンの隣に立っている青年が恐る恐るトントンに尋ねた。
「あ、ごめんやで。この赤い帽子のやつが幹部のシャオロンで、こっちの可愛い子がうちで預かってるA。」
「トントン、誰？」
シャオロンがそう言うと、青年はトントンに紹介されるより前に話し始めた。
「どうもこんにちは、シャオロンさん、Aさん。僕はこの学校の卒業生代表、チーノです。」
チーノ、と名乗った青年はぺこぺこと頭を下げにこやかに挨拶をする。
「また皆にも言うとくけどチーノ君は卒業式が終わったら幹部として城の方来るから、仲良うしたってや。」
「ぐるぐるめがねさんくるのー？！」
幼女はどうやら嬉しさのあまり名前が頭から消えてしまったらしい。
トントンはクスクスと笑いながら
「そやで、ぐるぐるめがねくんにも一杯遊んでもらいや。」
と少し屈んで幼女の頭を撫でた。
「せや、チーノ君今から暇？」
シャオロンがぽつりと呟いた。
「え、まぁ、やる事は全て終わってますが……」
「じゃあAに城案内して貰い、ほら、A行っといで。」
「分かった！」
「ええ？！ちょ、早い！」
幼女はとても嬉しそうにチーノの腕を引っ張り城の方へと走る。
そして、チーノはされるがまま幼女に連れていかれた。
残されたトントンとシャオロンは、慌てるチーノを見送ると顔を見合わせ吹き出していた。
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りゅな(プロフ) - 昔に星空りゅなという名前でクリーパーのリクエストした者です…！昔からずっと応援してます。リクエストでzmさんとお揃いのお洋服来て欲しいです…！これからも頑張ってください…！ (2020年6月1日 21時) (
レス) id: 91c5807a24 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - フェノさん» ゆっゆっゆっ！(コメントありがとうございます！)優しいお言葉ありがとうございます！幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 (2019年6月30日 21時) (レス) id: 62cd828dab (このIDを非表示/違反報告)
フェノ(プロフ) - ゆっゆっ！(幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女)この作品マジで好き！更新がんばです！でも無理しないで下さいね！q(^-^q)幼女幼女幼女幼女幼女(便乗) (2019年6月30日 20時) (レス) id: dddb82ec89 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 水面さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。幼女幼女幼女幼女幼女(さらに便乗) (2019年6月30日 20時) (レス) id: 62cd828dab (このIDを非表示/違反報告)
水面(プロフ) - あっ､この話好きだわ｡…幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女(便乗) (2019年6月23日 15時) (レス) id: f67ea85eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁 | 作成日時：2019年2月16日 12時
