灰色の夢 (ページ38)

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Part 37 ページ38

日中
葉桜が揺れて緑色の葉っぱが落ちる。

A「……」

窓の向こうに見える景色
小川が流れており、水の音がかすかに聞こえる

「どうした？浮かない顔だな」

A「え？」

振り返ると、めろさんが開いた襖に寄りかかって立っていた。

めろさん「気になるか？両親のこと」

A「はい。今はどこで何をしてるのか…文を出す訳に行かず…。」

めろやん「そうだなぁ…」

私の隣に座って懐から煙管を取り出した。
火をつけて白い煙を吐く

めろやん「なら見に行く？」

A「えっ！？…めろさん知ってるんですか？」

めろやん「まぁね。だが一つだけいいか？」

A「はい。」

めろやん「何があっても俺の傍を離れないこと。守れるんだったらいい」

A「分かりました。絶対、約束します」

めろやん「よし、行くか」

カンッ

水が溜まりししおどしが動いた。

私は休暇を使ってめろさんと一緒に外へと出る。

めろやん「(さて、兄者にこれを贈るか)」

カラスの足に文を結んで飛ばした。

飛ぶ時にカラスがブツブツと何かを言っている。
"けんしんびだよ"と

めろやん「(おついちの飼ってる動物は変なのばっかりだな)」

A「お待たせしました」

めろやん「おう、行くぞ」

A「はい。」

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どうも！作者のさくらです。
えぇ、最近、忙しく体調も悪く更新がめっきり遅くなりすみませんっ！

前に言った通り新しい物語も考えてますのでこれからもよろしくお願いします！