灰色の夢 (ページ35)

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Part 34 ページ35

弟者「その男2人って、どんな感じの人だった？」

「とても派手な髪色をしていて、1人は黄色、もう1人の男は桃色の髪をしていました」

弟者「なるほど…」

おついち「行きますか、弟者くん」

弟者「だね、ありがとう。また来るよ」

「はい、また、ありがとうございます」

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一緒に来た場所は神社
赤い鳥居をくぐって中へはいる

めろさん「来たな…」

A「え？」

神社の石段を体をゆらゆら揺れながら男が登ってくる

ちんさん「Aちゃん後ろに下がって」

男「うがぁ……」

A「なに、あの人っ…」

口からヨダレが垂れており瞳が赤く染っている

めろさん「おい」

ちんさん「はーい」

すると、ちんさんは私の肩を掴んで後ろ向きにした。

ちんさん「女の子には刺激か強すぎるからね」

A「え、あ、あの、」

ちんさんが私の目を手で覆って目隠しをする

ゆっくりと刀を抜いて

めろさん「さいなら」

ズシャァン！

首がはねた。

男は倒れて真っ赤な血が辺りに広がる

A「あ、あの、何が起きてるんでしょうか？」

ちんさん「ん？ちょっと待ってね」

めろさん「見てる？」

ちんさん「見てるよ」

めろさん「こいつの腕に針の後がある。」

ちんさん「そっち、髪が白く変わった、もう時期…」

めろさんが遺体から離れると男は青紫色に燃え始める。飛び散った血も首も。
そして灰になって消えた。

ちんさん「さ、もう大丈夫だよ」

ちんさんが私から離れると私は振り返った。

A「先程の男の人は？…」

めろさん「あぁ、ちょっとな」

「ちょっとじゃないよ、何してんの？2人とも」

A「(この声！…)」

顔を上げると弟者さんとおついちさんがいた。

めろさん「おぉ〜！久しぶり」

ちんさん「あれぇ？もうバレちゃったの？」

おついち「その派手な髪でバレない方が驚きだわ」

A「お2人は知り合いなんですか？」

弟者「うん、まぁ腐れ縁みたいな？」

めろさん「腐れ縁？友達でしょ友達」

おついち「それで、その子を連れて何してたの？」

ちんさん「何って、お茶したりね？」

A「めろさんの勘定でお団子を頂きました」

にひっと笑う、ちんさん。

めろさん「まぁ、立ち話もなんだし行きますか」

すぐ近くのお茶屋に入る
みんなで席についてはお茶を飲む。
すると、兄者さんが来た。