ごめんね ページ7
あぁ、頭を抱えたくなる…。
とりあえず、整理しよう。
えっと、
黒木君は私を好きで、
上杉君は私に告白した、と。
…………。
バタッと私はレジャーシートに寝っ転がった。
ア「訳わかんない…。あ、」
そいえば、あの翼の行動！
あれも何だったんだだろう。
うーむ。
謎がいっぱい。事件と同じだよぉ…。
ある意味事件だ。
ア「はぁ……。」
上「どした。立花？具合悪いのか？」
見上げると上杉君がいた。
飲み物を飲みに来たらしい。
ア「う、上杉君…。えと…。あの、」
上「なに？」
珍しく優しい声だった。
いつもは鋭い感じなんだけど、ね。
ア「あ、朝…言った…やつ、のこと、なんだけどね。」
上「……。あ、あれ…か。なに？今、やっと気づいたの？」
と少し焦りを見せる上杉君はちょっぴり可愛い感じ。
ア「えと、うん。あの時の言葉、」
そういうと上杉君は私の隣に座った。
上「うん。んで？」
ア「私、最初友達として好きって言ったと思ったの、ほんとにね。
だけど、黒木君にその…、告白みたいなの、されて、気付いたっていうか…。
それでね！すごく申し訳ないなって思って、ごめんなさい！！
とても勇気がいるのに、友達としてとか勝手に解釈して、上杉君を傷つけて…。
ほんとにごめんなさい。
気付いてから考えたんだけど、やっぱりまだ、付き合うとか好きとか、彼氏だとか良くわかんない。
だから、今はまだ、付き合えないの。
ほんとに…、ごめん。」
ごめんのところで涙混じりの声になってしまった。
ボロボロと溢れ始める。
告白を断るのは辛いけど、断られる方はもっと辛い。
辛いからと言って、ここで付き合ったとしても、中途半端な気持ちのままでは私は付き合いたくない。
上杉君も中途半端な気持ちで私と付き合っても意味がない。
だから、今はこの告白を断る。
気持ちが変化するかしないかはまだ、わからない。
上「立花らしいよ。まぁそういうんじゃないかなとは思ってたよ。あと、返事、さんきゅな。…泣くなって。」
上杉君が私の頭に手をポンも乗せた。
顔が崩れる程、ボロボロ泣いてしまった。
まだ若武達は海にいるから、顔を見られなくて済んだ。
ア「う、う、上杉君…。」
上「泣くなって。別に俺は平気だし。黒木にも、同じ返事すんの？」
しゃっくりで声がうまく出ないので、コクコク頷く。
上「そか。」
すっかり私が泣き止んでから、皆は戻って来た。
…セーフ？
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アカツキ(プロフ) - れいれいさん» あらまｗ 了解！ (2015年6月27日 15時) (
レス) id: dbdb2e14be (このIDを非表示/違反報告)
れいれい - 少し前までは緊張してたんですが、最近は皆気がゆるんできて、先生から怒られっぱなしなのです…。(笑)私は黒木くんLoveなので、個人的にはアーヤ×黒木くんがいいです！！！ (2015年6月27日 0時) (レス) id: 77dd4a23ae (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - ☆るる☆さん» おめあり！！ありがと！！！！！！ (2015年6月26日 19時) (レス) id: dbdb2e14be (このIDを非表示/違反報告)
☆るる☆ - 完結おめでとう♪面白かったよ！！ (2015年6月26日 18時) (レス) id: e97ab59a82 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - 立夏さん» ありがと！！！！！！ (2015年6月26日 7時) (レス) id: dbdb2e14be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アカツキ | 作成日時：2015年6月20日 10時
