バイトの理由 ページ3
上「いや、バイトってアウトだろ。まさか、高校生って騙してるのか？」
上杉君も同じこと思ってるみたい。
というか、当たり前だよね。
中学生が、バイトって法律で禁止されてるし。
砂「バイトっていうよりは、手伝いかな？俺さ、新しく里親に引き取られたんだ。んで、その人達はここを経営してるから、俺も手伝ってるわけ。食って寝だけしてたら、申し訳ないだろ。」
そういうことだったんだ。
やっぱ、砂原って優しいよね。
ア「えらいね。」
砂「普通だろ。今、すごくいい生活してるから、壊したくないし。」
砂原は悲しい経験を何度もしてる。
もう失いたくないって、いつも思ってる。
それなのに、いつも不幸が訪れてしまうんだ。
私はそんな砂原をずっと応援している。
励まそうと連絡しようとしても、迷惑かなって思ってできないでいたんだ。
ずっと砂原の声を聞かないまま、月日が経った。
もう会えないと思ってた。
でも、今、ここに砂原がいる。
目の前にいる。
とても、嬉しい。
こうして、話せるなんて、2度とないんじゃないかと思ってのに、また話せた。
幸せだ。
そんなことを考えていると、黒木君が、
黒「アーヤ、フローズン溶けてるよ。」
ア「え！うわぁ…。ドロドロ。」
それを飲んでみる。
おいしいけど、フローズンの意味ない…。
やっぱ、ジュースにすればよかった…。
ア「ただのジュースになってるぅ…。」
若「いらないなら、くれよ。」
ア「…一口ならあげる。」
若「一口かよ…。」
全部あげるわけないでしょ、バカ武！
私は若武に渡しながら、
ア「砂原、昨日もいた？ここに。」
砂「いたけど、店の方はやってなかったからな。今日はたまたま、店の方を頼まれた。」
ア「偶然ってすごいね。」
砂「あぁ。夢じゃないかって、今も疑ってる。」
若「はい。アーヤ、さんきゅ。」
とフローズンの入った容器を渡してきた。
ア「え！中入ってないじゃん！」
見ると中はからだった。
一口しかまだ飲んでないよぉ…。
若「皆が飲みたいって言うからさ、渡したら、全部飲んだ。」
持ち主の許可とってよ！！
もう！
…でも、こんなんでグチグチ言っても、お子ちゃまでしかないよね。
まあいいや。
後から、砂原がもう一個持ってきてくれた。
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アカツキ(プロフ) - れいれいさん» あらまｗ 了解！ (2015年6月27日 15時) (
レス) id: dbdb2e14be (このIDを非表示/違反報告)
れいれい - 少し前までは緊張してたんですが、最近は皆気がゆるんできて、先生から怒られっぱなしなのです…。(笑)私は黒木くんLoveなので、個人的にはアーヤ×黒木くんがいいです！！！ (2015年6月27日 0時) (レス) id: 77dd4a23ae (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - ☆るる☆さん» おめあり！！ありがと！！！！！！ (2015年6月26日 19時) (レス) id: dbdb2e14be (このIDを非表示/違反報告)
☆るる☆ - 完結おめでとう♪面白かったよ！！ (2015年6月26日 18時) (レス) id: e97ab59a82 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - 立夏さん» ありがと！！！！！！ (2015年6月26日 7時) (レス) id: dbdb2e14be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アカツキ | 作成日時：2015年6月20日 10時
