愛される双子の妹【ヒロアカ】 (ページ21)

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20話ページ21

死柄木side

『とまあ、こんな感じでしょうか』

はは、とんでもねえやつ招いたなあ…

死柄木「お前、その個性使いこなせんのか」

『はい、家族に内緒で練習してたので』

死柄木「なんで内緒で練習してたんだ」

『お父さんが、兄さんしか見てくれなかったので』

『私、これでもヒーロー目指してたから』

『けど、兄さんにも見捨てられたから』

『もうどうにでもよくなって』

『でも、貴方は私を必要としてくれた』

『だから、貴方の…死柄木さんの役に立ちたい』

涙を流しながらそう言ったあいつは

とても綺麗だった…

なぜかはわからない、わからないけど

あいつをAを抱きしめたくなった

死柄木「俺たちはお前を絶対見捨てない、だから、ずっと一緒に」

死柄木「頑張ろうぜ」

『あ、りがと、ございます』

そう言ってあいつは眠った

疲れていたんだろ、肉体的にも精神的にも

黒霧「私が運びましょうか？」

死柄木「いや、俺が運ぶ」

黒霧「珍しいですね」

死柄木「うるせえ」

別に…好きになったわけじゃない…はず

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