愛される双子の妹【ヒロアカ】 (ページ11)

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11話ページ11

「Aちゃんはね、お父さんが拾ってきた子なの。

Aちゃんは、路地裏に捨てられててね、

たまたまAをみつけたお父さんが

俺がこの子を育てるって言ったの。

もちろん、私たちの話なんて聞かずに、勝手に育てるって言ったのよ。

調べてもらったら、生年月日だってわかったわ。

焦凍と同じ誕生日ってわかったの、それで、焦凍の妹になった…

双子のね。お父さんはAちゃんのお父さん、お母さんについて、調べてもらったの。

そしたらね……ヴィランに殺されちゃったんだって。

それを知った私は、この子が私たちの子じゃなくてもいい、

私たちがこの子を…Aを幸せにしようって決めたの。

お父さんは…Aに甘いのは知ってるでしょ？

嫉妬する時もあるかもしれない…けど、嫌いにならないであげて…」

焦「嫌いになんてならないよ！」

母「焦凍…」

夏「そうだよ！たとえ血が繋がっていなくたって

Aは俺の大好きな妹だから！」

母「夏雄…」

冬「お母さん、心配しないで、

私たちは、Aが大好きだから！」

母「冬美…」

母「よかった…否定されたらどうしようかと思っちゃった！」

冬「お母さん、このお話はAしないの？」

母「Aちゃんがもう少し大きくなったら…かな」

冬「そうなんだね」

母「もし、この先お母さんに何かあったら…

Aに話してあげてね？」

「「「うん！わかった！」」」

約束はこうしてできたのだ