マネジャーは愛される2【スノストJr.】

美しい少年 ページ41

猪狩「A〜暖房つけて〜」


　『はいよ〜』


もう11月も下旬


北海道出身の私としては大したことない寒さ


−20℃くらいからが本当に寒いんだよ


とはいえみんなレッスンで汗かいてるいるので風邪ひかれても困るので暖房をつける


　『あれ、龍我さんは？』


那須「あいつ考査で赤点とって補習なんだよねぇ」


　『あぁ、なるほど、』


藤井「てな訳で美咲ちゃん、龍我のとこ入ってくれない？」


　『あ、はい！もちろんです』


やったやった、合法的にダンスの時間が生まれた


〜♪


那須「すげ、めっちゃ龍我」


私のダンスにおける武器はコピー能力


見たその人の癖とか間とかをそのまま踊れる


…まぁ、これで個性がないとか言われたりしてたんだけど、


武器でもあり、弱点でもある





んで、レッスンに戻りますけど、困ったことが一つ



　
浮所「かーわいい笑」


浮所さんとの振り


お互いの手を引っ張って近づく振りなんだけど、


なんせかんせ顔が近ぇ、


もう鼻くっついてるんじゃねぇかってくらい近ぇのよ


　『近いです、』


浮所「えーでも龍我とはこれくらいでやってるよ？」


えー、うー、


　『やっぱり近い、！』


と、よけたその先に那須さぁぁん！！


　『ぶゎ！』


かなりのスピードで那須さんに抱きついてしまった


那須「大丈夫？怪我ない？」


おお、紳士がおる



　



那須「浮所、ナイスアシスト」

浮所「あーあ、ミスったー、」

金指「俺からしたら2人とも羨ましいけどね、」

那須「金指はいつ告るのーもういっそのこと2人で行くかー？笑」

金指「那須とは嫌だけど、そろそろ言わないとねー、」

那須「なんで俺とは嫌なのかは聞かないでおくとして、言わないことには始まらないからなー」

浮所「正直勝ち目ないからな」

那須「うわ、言葉で殴ってきた」

井上「もう６人に告られてるもんな、あいつ」

那須「うわ！みずっくん、びっくりしたぁ」

金指「え、６人、？」

井上「目黒くん、ラウール、中村海人くん、元太くん、みっちー、浮所」

那須「…あー、何かもう逆に振られにいこうかしら、」

金指「諦めつけたい、笑」

井上「頑張れって笑」

浮所「俺は諦めないけどね。他の人より長い時間Aちゃんと関わるだろうし」

井上「最大の敵はたぶんみっちーだよ」

那須「幼馴染だっけ、…強いな、」


３人「負けたくねぇー！」

井上「がんばぁ笑」





長尾くんが告ったことはまだ誰も知らない笑

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