マネージャーは愛される【スノストJr.】

唐揚げ ページ6

廊下をわたり、やつらの台所へいく


冷蔵庫を見て、あらびっくり


鶏肉、卵、いやほとんどなんもないじゃん！


まじかよ、


肉食べたいって言われてもこれじゃあ唐揚げくらいしか…


いや、唐揚げでいいのか


北海道のザンギ、食わしたるか、


あとは、米と味噌汁とサラダでいーわ


まずは、肉を味つけてと、


　『…何か、用ですか？』


井上「別に？お前が毒入れないように見張ってんの♪」


　『人聞き悪いこと言わないでください、』


井上瑞稀、この男は要注意人物だな


井上「料理できんの？もっさいのに」


もっさいのは関係ねぇだろ


　『人並み程度にはできます』


井上「ふ〜ん、期待してるからな？ﾆﾔｯ」


意地悪だな！まじで！


とりあえずこの怒りを千切りキャベツにぶつける


イライラしながらもできた唐揚げ(ザンギ)


７時なのでテーブルに並べておく


こうしとけば勝手に食べるでしょ、


猪狩「腹減った〜」


高橋「めっちゃ良い匂いするー！」


作間「俺いらないんだけど」


橋本「お、唐揚げじゃん」


　『好きな分だけとって食べてください』


井上「お前にしちゃ、やるな」


私の何を知ってるんだよ


猪狩「なんか唐揚げより色濃いしゴツゴツしてんな」


高橋「とりあえず食べようぜ」


橋本「いただきま〜す」



ﾊﾟｸｯ


私は皿洗いをしながら様子を伺う


高橋「え、これ、」


やばい、なんかミスったか？


高橋「めちゃめちゃうまいじゃん！」


橋本「味濃くていいな！これ！」


猪狩「ﾊﾟｸｯﾊﾟｸｯﾊﾟｸｯﾊﾟｸｯ」


井上「へー、味は悪くない」


猪狩「作間も食えって！」


この味は東京の人も気にいるみたいだ


作間「いらない、米で十分」


作間さんには完全に嫌われてんなこれ


あっ、もうないし、


高橋「ごちそーさまー！」


猪狩「これ！1週間に1回は食べたいわ、」


橋本「料理上手なんだね」


とりあえず、井上・作間以外はちょっと心開いてくれたかな


明日は帰ってきたら掃除をしよう


確か明日はレッスンだけだったはず


作間「ねぇ、」


　『…はい、？』


お、話しかけてきたぞ？


作間「そのもっさい田舎くさい格好どうにかしたらご飯食べてあげるね(爽やかな笑顔」


井上「笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑」


…こっちは包丁もってんだぞ！(危ないです


猪狩「もっさいには同意だけど、料理の腕は確かだぞ？笑」


なんか認められたのかディスられたのか




どっちにしろお前ら失礼だな

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