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ショッピの一言から、決勝戦の話へと移動していった。
rb「俺もショッピくんもルナさんに倒されたんよ。光属性だけじゃなくて炎属性も使えるようになってて!」
ロボロがルナの動きを真似して実演する。
余る袖を揺らしながら動く姿はなんとも小動物らしさがあった。
shp「最近は先輩方に魔法を習ってると言ってましたからね」
そんな事が手紙に書いてあったことを思い出す。特待生ということもあって1日目に出場する事になった主人公は、少しでも勝てるようにとオスマンとヒトランのコンビに指導を頼むのだとか。
そのストーリーもきちんと進んでいたらしい。
shp「…でも、対戦相手も只者じゃないっすよ」
「只者じゃないって?」
それっぽい演技で聞いてみる。
rb「予選と準々決勝では敵を瞬殺。あのヒトランも負けたんよ!」
ci「しれっとシャオさんのこと触れてないの草」
rb「あいつもあっという間やったよ。うん」
ロボロは心がない人みたいな言い方をした。
「そんな強いとなると、上級生とか?」
em「いえ、気になって調べましたが該当する生徒はおらず。名前も隠しているようですし誰かが変装している…なんて可能性はありますね」
勘のいいガキは嫌いだよ！って言葉を使う日が来るとは。
時間がない中で全生徒調べたとはさすが上級生、ということで。
「それは「A〜！」…先生?」
ci「ぅわ〜タイミング悪」
かなり慌てながら担任が図書館に入ってきた。
しかも場所に合わない大声で。
ra「あれなんか沢山いるねぇ。決勝戦の席確保しないと外で映像観戦になっちゃうよ〜」
shp「え、もうそんな人集まっとるんか」
rb「はよいい席確保しに行こ!A、終わったらまた来るな〜!」
不思議に思いながらも4人に手を振って正面口を通る姿を見送った。
「…で?どうしました?」
ra「呼びに来ただけだよ〜」
「それはありがとうございます。今姿変えるんで」
外に出てパチンと指を鳴らし、見た目を謎の生徒姿へ。軽く髪をまとめて上着を変えたらハイ完成。
ra「転送したらアリーナの中に入るよ。…そういえば得意属性使ってないけど縛りでもしてるの?」
「使ったらバレじゃないですか。それに他の属性使うのも楽しいんで」
ra「ふぅーん、そっか。んじゃ、頑張ってね」
ci「A〜?先生〜?」
ci「なるほどね〜?」
・ 〜day1 final battle〜→←・ 〜rest〜
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作者名：あんべべ | 作成日時：2021年9月26日 19時
