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rb「A！」
午前中の授業が全て終わり、身支度を整えているとロボロが駆け寄ってきた。その後ろからショッピも。
相変わらず声が大きいため生徒がこちらを見てくる。
…しかし数日ぶりの交流なのでそんな事を気にする俺ではなかった。
「やっほ。…ふわぁ〜」
rb「寝不足なん?大丈夫か?」
「平気だよ。…まぁ、帰って昼寝するし」
それよりも、と言ってカップケーキの入った紙袋を渡す。
shp「これは?」
「手作りお菓子。心配かけちゃったからお詫び。ショッピとロボロの2人分入ってるから」
rb「ほんまに?持ってるだけでいい香りしてくるなぁ〜！準備の合間に食べさせてもらうわ！」
shp「…てことはアイツの前で…く、良いこと思いついた」
キラキラスマイルのロボロに対して悪魔の様な悪い笑みを浮かべるショッピ。
2人からお礼を言われて、よければ明日感想聞かせてと頼んでおく。
「俺は準備手伝えそうにないから、陰ながら応援してるよ」
rb「フェス自体は参加する…か?」
「ううん。2日間は図書館行ったり自室にこもってようかなって」
shp「そ、か…」
2人の表情が明らかに暗くなる。
バトル両日参加してハントも暗躍するが、ここはシナリオでのゼペル通りのことを伝えておこう。無闇に主人公との接点ができるのも避けたいし。
「ごめん。終わったらフェスで起きたエピソードとか教えてよ。俺が料理やお菓子とか、色々用意しとくからさ」
落ち込んでる2人に提案する。
今日はヒトランと食べるし、近いうちにまた誰かと一緒にご飯を食べるのもいいだろう。
rb「Aの夕食…！」
shp「いいっすね、いっぱい労ってや」
「もちろん」
md「ゼペルさん、いる?」
教室にちょこんと先生が顔を覗かせる。
どうやら彼方も今時間が空いているらしい。昨日の話の続きに向かわなければ。
「今行きます」
生徒たちが呼び出しと勘違いしてざわざわしているが、全て無視する様に席を立った。
「そうだ、エーミール様の分も頼んで良いかな?会えるかわからなくて」
rb「わかった、ちゃんと渡しとくな！」
「ありがとう。それじゃ2人とも、また明日」
shp「また明日」
rb「じゃあな〜」
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作者名：あんべべ | 作成日時：2021年9月26日 19時
