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イベント前日、突如学院の教師たちは険しい表情で生徒をホールに集めた。そして俺のクラスの担任、ラッダァから衝撃的な一言が走る。


ra「今朝、学院南西の方角から約2000体の魔獣の群れが此方に向かってきていると報告が入りました」

当然、生徒たちはどよめき、恐怖し、ことの異常さに驚いた。
一方で俺は、まぁ手紙に書いてあったから「はいそうですか」としかならない。こんな時でも表情の変わらない俺は浮いてそう。

学院内では能力値の高い生徒と教師による討伐チームが編成され、俺とカネゴン、そしてアンも例外なく選ばれる事に。…とはいえ。


「正気ですか?」

特待生さん?俺はルナへと軽蔑の眼差しを刺した。彼女の手前には魔道具「盤上マップ」が広げられており、討伐チームの面々を模した駒が配置されている。
その最前線。場所は南西にある学院の門。ドッタドッタと走ってくる魔獣たちと最もぶつかり最も危険が伴う位置に置かれた教師たちとは異なる駒が1つ。

黒に白いラインが斜めに一線入っている、ゼペル・Aを模した駒。
それだけが本来なら生徒が入らない位置に置かれていた。

lu「私が考えたわけじゃないよ…?」

演技にしか見えないがルナはおどおどと慌て、割り込む形でレウが前に出た。

re「考えたのは俺たち教師だよ。マップは今回の作戦の中心となるからクラシアさんに持ってもらってるだけ」
「では教師の方々は俺の命を軽んじているということですか?」
re「なんでそうなるのかな、ゼペルさんの実力と属性を鑑みての采配だよ」


レウの口撃から他の教師たちも俺に言葉をぶつけていく。悲しいかな、俺に味方はおらずただ声の波に飲まれていくしかない。

「そんなに言うのでしたら、最前線で自由に動いてもいいと言う事で?」
ra「…うん。やりたい放題しちゃいな」


突然の助け船に目を開く。予定ならここでレウが反応するところだが、と。しかし俺は顔を無の状態のままで言い捨てる。

「そうですか。では準備がありますので失礼します」

バタン。ドアを勢いよく閉めて早々に校舎を立ち去った。
にしても、どうしてラッダァが言ったのだろう。
ルナによる魔法は相変わらず学院全体にかかっているままだし…元からこの人が俺に執着してるせい?いやそんなわけ。
調べる手立てもそうなく…今は様子を観察するしかないか。

・→←チェンジ!?魔物襲来イベント



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作品ジャンル:ファンタジー
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AYM - 魔物襲撃イベントなんか、不穏な気配がすぎるなぁ……って思ったら、ええええええ!?予想の斜め後ろから刺された感が……どうなるのか楽しみです!無理せず頑張ってください!! (8月29日 21時) (レス) @page6 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
天天(プロフ) - 続編来た…‼︎すごいあんべべさんの世界観?がとても好きです…!ヒロインwちゃんもうホントに…ぜペルちゃそより悪役になってません?偏見の塊だぁ… これからずっと応援してます!体調に気をつけて程々に頑張ってください! (8月7日 1時) (レス) @page4 id: c861e4568e (このIDを非表示/違反報告)
AYM - おお!続編だ!いよいよ、3学期か、、ルナまたなんかしそー。ゼペルちゃそ頑張って!!みんなをもとに戻すんだ!!更新頑張ってください!もちろん無理せず!! (8月6日 14時) (レス) @page3 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編!いよいよ召任垢諭◆◆◆続きを待ってたので更新うれしいです!これからも頑張ってください! (8月6日 12時) (レス) @page2 id: 5511dd41f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんべべ | 作成日時:2022年8月6日 4時

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