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「心配してたんだぞこちとらおらぁ」
ra「え、本当に⁉︎ありがと〜ってぎゃぁぁぁあ」
kyo「お前、バカこっちに何でくるん⁉︎」
キョーを巻き込んで担任は銃弾の雨からひたすら逃げる。
悲鳴をあげる姿に興が乗り、愉悦のような気持ちの中でひたすら狙い続けた。
最終的に、グチツボから強化をもらい俺がひたすら銃を乱射。赤陣営のメンバーは陣地に入れず、カウントダウンがゼロを迎えた。
to「陣取り合戦、青陣営の勝利！！」
(勝った…)
審判の声が頭の中で何度もリピートされる。しかし実感が湧かず固まっていると、頰から汗が落ちていった。
Na「やった〜！！Aさん最後ナイスすぎ！」
ut「とんでもない悪役顔で撃ってたけどな」
2人から肩を組まれて思わず驚く。
(こんな…)
前世の体育祭は休んでたから、こんなに楽しいものだなんて知らなかった。
lu「クロノア先生、今度戦い方を教えていただけませんか…!」
ku「いいですよ。特訓すればもっと性能面も向上すると思います」
あちらも平和に終わったらしい。
攻撃を仕掛けられた時は焦ったが…終わり良ければなんとやらか。
ci「あぁぁ負けた…」
「やっぱ青しか勝たん」
gt「お、それいいですねぇ。青しか勝たん！」
sini「今言ったら煽りにしかなりませんよ⁉︎」
kyo「別に?俺たちも苦戦して楽しかったからねぇ、チーノさん」
ci「そうですよ!それにこの悔しさは次のオバ部の集まりで晴らします!」
戦いが終われば和気藹々…いや和気煽り合い?としていてとても楽しい。
ゾムとラッダァ、そしてミドリもこっちにやって来て会話に混ざる。
心配していたがゾムはいつものようなテンションだったし、きっと2人が励ましてくれていたのだろう。
「ゾム様、お疲れさまです」
zm「うん、お疲れ〜。また遊ぼうな!」
「もちろん」
周りが突然静かになった。
驚いて俺は全員を見る。なんだよ急に。
Na「Aさんが笑った…」
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作者名：あんべべ | 作成日時：2021年10月25日 12時
