黒バス~短編集~ ギャグ恋愛にゃのだよ( ☆∀☆)

黄瀬夢「逃がさない」 ページ13

助けて…！




誰か助けて！！

怖い…

もうやめて！



黄瀬くん…！





「誰かぁ…」



「来るわけないじやないっスか。」


ここは…きっと


倉庫だと思う。


その中に一つ椅子があって
そこに私が縛られて座ってる。

足も、手も、体も動かないように縛られてる。


すごく痛い。




「黄瀬くん、痛い…。これ、ほどいて？」


「Aっちが俺の物になってくれるなら。」


「それはイヤ。」


「じゃあ、ダメ。」


こんな時でもあの人の事を思ってしまう。

宮地さんなら、助けに来てくれるんじゃないか。


そう思うけど、来てくれないでしょう？

だって、私の勝手な片想いだから。





「また、あの人の事考えてたんスか？」


黄瀬くんには、お見通しみたいだ。



「うん。大好きな人だからね。」


「ッ…！」


「んぅっ！？ふ、あっ…んんッ！！っぷはあっ！」



息を止めようとするような、とても苦しいキス。




「Aっち、だめっスよ。あんまり俺を怒らせちゃ。」


「ヤダッ！やだよッッ！！私は宮地さんが好きなの！！ひどいことする黄瀬くんは大っ嫌い！！！」



黄瀬くんは、一瞬凄い怖い顔をして、すぐ、ニヤリと笑った。


「うん。俺も、言うこと聞かないAっちは大っ嫌い！！！」

そう言ってポケットから鋭い金属を取り出して








それを







私の









お腹に刺した。




「うぅっあ！！！いたっ！痛い痛い痛いぃ！！！！！！」




「あと、５分は生きていられるっスよ。」


「なっ…んっ……でぇ…。」


痛い。

凄く痛い。

宮地さん助けて。


「俺の物にならないなら、Aっちはもう要らない。じゃあね、バイバイ。」


パタン。


待ってよ黄瀬くん…！



あぁ、私死ぬんだ。


なら、私の死体を一番最初にみつけてくれないかな。
あ、ここ海常の倉庫かぁ。
じゃあ無理だ。

最後の願いすら叶わないんだ。
秀徳の皆に会いたかった…な。






ガチャ。




宮地「A…？」



終わり






ふふふー。


あははー。


落ちたった！



公立の中学落ちちゃった(o≧▽゜)o


でもまーいっかー！

私立受かったしぃ？



うははっ。

だってっ！！

倍率５倍以上だもん！
しょうがないよぅ！！

誰か私を慰めて下さい…。


私の心が↓だから本編にも影響したのだよ！！

桜井夢「好きでいてもいいですか」→←緑間夢「嫌いなの？」

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