[ＨＱ]無気力少年「自主練はお断りしています。」Part２[男主]

IH1日目、 貴方side ページ31

A「うわぁー…昨日のランニングはほんと無いから、疲れ残ってんですけど！？」


赤葦「ちゃんとストレッチしたのかよ…」


A「昨日はもう嫌と言うほどしました。」





桃瀬がトーナメント表を持ってきた。
去年のこともあり梟谷はシード枠にあった。
今年はどうかわからない、ほとんどメンバー変わってるし…




−−−−−−−−−−−−−−




初戦は難なく勝ち進めた。
木兎さん達が応援？に来ているのにも気づいた。




木兎「すげーなお前ら！！」


A、赤葦「「木兎さん、やめて下さい！」」




突然現れたそして彼は僕たちの頭をワシャワシャと撫でてきた。
相変わらず雑いです。
木兎さんの後ろから現れたのは孤爪の保護者、黒尾さんだった。




A「あっ、黒尾さん。相変わらず、胡散臭い顔してますね。」


黒尾「久々にあって第一声目がそれかよ。」


A「痛っ、」




目の前にいる黒尾さんに笑いながらデコピンされた。
思わず『痛っ、』と言って額の辺りを両手で抑える。
すると、彼は優しく微笑んだ。




黒尾「そんなに痛くしてねぇーよ、」


木兎「暴力じゃん、後輩に対する暴力じゃん！」


黒尾「愛情表現だつーの！！」




そして、その後の2回戦も難なく勝ち進めた。

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