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「で、どないしたん？またいつもと同じ感じ？」
神ちゃんが、私を抱きしめたまま聞いてきた。
神ちゃんは、私の第２のお母さんやから何でも話せてしまう。
「おん。いつもと同じ。
別に好きとか嫌いとかそんな感情ないはずやのに…
ムッチャムカつく。
なのに、どうでもええって思うこともある…
私、ほんとはどうしたいんやろ」
最後の言葉と同時に、神ちゃんに抱きつく力を強めると神ちゃんは、頭を優しく撫でてくれた。
私はこういう所が、ホントに好き。
恋愛感情じゃないけど、優しくて包容力があるから。
沙希も望も流星も優しいけど、神ちゃんほど親身になって聞いてくれる人はおらんもん。
「A〜俺の胸にも飛び込んできてええんやぞ〜？」
「望に抱きつくと女子が怖いから嫌や」
神ちゃんには抱きつくけど、望に抱きつかない理由はそれ。
流星に抱きついたら沙希に殺されるし。
だから神ちゃんしかおらん。
最初は、神ちゃんに抱きつくのだって抵抗があった。
でも…大毅が思いっきり浮気してるのを見た時に
神ちゃんが"泣いてええよ"
と言って抱きしめてくれてから、抱きつくのは日常になった。
大毅がよくて、私が違う男に抱きついちゃダメなんてこと無いしな。
私に興味ないだろうし、
別にええやろ？
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★ - ページ19【目から涙か溢れた。】→涙が だと思います。 (2018年4月29日 23時) (
レス) id: 9eec283ac6 (このIDを非表示/違反報告)
やさきみ(プロフ) - いつもきゅんきゅんしながら読ませていただいてます！浮気、そしてどこか冷たい重岡くんが最高です！引っ越し…という設定は物凄く切なくて泣きそうになりました！これからどうなるのかが楽しみです！応援しています！ (2018年3月7日 16時) (レス) id: 2b88adeffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まお
| 作成日時：2018年2月25日 15時
